灰谷兄弟の脳

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主side




目を覚ますと、見覚えの天井が見えて体を起こした。
ズキズキと腹と頭の痛さを抑えながら、ベットから降りようとするとタイミングよくドアが開いた。


竜「起きたか、大丈夫か？？？」

『あー、まあ、少し痛むけど』


うそ、めっちゃ痛い。
ほんとに明日と明後日が休みでよかった。
そう思いながら笑って竜胆に言うと、竜胆は何かを察した顔をして私に迫ってきた。


竜「んなわねないだろ、普段喧嘩しないお前が受けたら痛いに決まってんだろっ！」

『しゅみましぇん、これはいたいれす、、』


竜胆は、私の頬をつまみながら説教よく私に言ってきた。
本人は手加減してるのかもだけど私は普通に痛いよ。

竜胆は、「悪い」と言って手を離した。


『全く、、、怪力ゴリラなんだから気をつけてね』

竜「誰がゴリラだ」


私はキョロキョロと周りを見た。
いつもブラコンか！？って思うくらい一緒にいるひとりが見当たらない。


『？？蘭は？？』


私が蘭の居場所を聞くと、竜胆は少し困ったように頬を描きながら話してきた。


竜「あー、、、、今暴れてる」

『？？？』

竜「喧嘩してるってこと」

『またかよ懲りねぇな、、』

竜「(Aが原因なことは言わない方がいいか)」


あの後どうなったかと言うと、私は痛さと疲れによって気絶していたらしい。
で、その気絶の間に蘭は相手の男3人はコテンパン以上に懲らしめたらしい。

コテンパン以上って何、、？死？？

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