灰谷兄弟の脳

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主side


『これでいいか、』


下校中、灰谷兄弟たちにメールでいつものように、誰かしらの個人情報を送った。

また、変なことする気だな。
そう思い笑っていると、目の前に男2人が現れた。

、、、なんだ？アイツらの敵か？
私は一気に警戒し、ポッケに入っていた警棒を握りしめた。


「すいません、駅ってどっちですかね？」

「道に迷っちゃって」


なんだ、道案内か。
私はポッケに入っていた警棒から手を離し、話をした。

『ああ、近くの駅ならここの信号を曲がって真っ直ぐ進めば着きますよ』


「そうなんですか、ありがとうございます。」

『いえいえ』

「というか、この辺って物騒ですよね？なんか危険な兄弟がいるって聞いたことあります」

『え、あぁ、、まあ、』

「俺たちそいつらに俺たちの仲間ボコられたんすよねぇ」

『、、、何言ってんすか』

「こういうことだよ」


私は、まずいと思い後ろを振り向くと、背後にいた男が持っていた物で頭を殴られた。

しくった、、、！やっぱり、、こいつら、、！

そのまま、私は床に倒れ意識を失った。


目を覚ますと、周りは使われていない廃墟のような場所だった。

周りに男は3人、さっきのやつらか。


「よお、目覚めたか」

『、、、お陰様で』

「悪いなお前に恨みはないんだけどな、」

『何か用でしょうかね、？』

「お前、灰谷兄弟の脳だろ。」


、、、だからその呼び名やめろって。

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