灰谷兄弟の脳

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ゲーセンで遊んだ後、ぶらぶらしているとなんだが治安の悪そうな男二人に絡まれた。


「よー、灰谷蘭の弟じゃねーか」

「あ、ほんとだな。なんだ今日はお兄ちゃんいねーのか？」

竜「あ？」


おおっとこれは、喧嘩の予感。
めんどくせぇなとかだるいなぁとか思っていると案の定絡まれた。


「あ、んだよ。女連れジャン」

「お盛んだなぁ」

「よお、こいつの彼女？」

『え、いや全然』

竜「、、、失せろよテメェら死にてぇの？」


竜胆は、少しイラついて、いや結構イラついているのか、低すぎる声で相手を威嚇したがそれがムカついたのか相手もガン飛ばしてきた。

うわー、何やってんねーん、悪化させんな。


「おいおい、何女の前だからってカッコつけてんのうける」

「いつも兄の後ろべったりのくせにw」

竜「、、んだと？」

『え、お前ブラコンなの？』


私がそう言うと、ほかの3人は一斉に私の方を見た。
え、何？


「いや、そういう事じゃねぇんだけど、、」

「それに今そういうテンションじゃ、、」


そういうテンションとはどういうテンションでしょうか？
え、もしかして私空気読まなかった？
そんなことを考えていると、竜胆は笑いながら私に行ってきた。


竜「ハハッ、やっぱA最高だわ。」

『うん、知ってる』

竜「、、、最高通り越して不思議だわほんとに。俺の知ってる女じゃない。」

『え、酷くない？私見るからに女じゃん』

竜「そういうことじゃないんだけど。」

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