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『ん?ああまあね。荷物持つした帰りにあげるって。荷物持ちのお礼じゃない?』


何気に気に入ってる私はいつもつけていた。
なんでか知らんけど、友人からは何かを察したような顔をされるけどよく分からん。


竜「へー、兄ちゃんガチじゃん」

『え、何がガチなの??』

竜「さぁな〜」


竜胆はなにか思いついたようにまた私に話しかけた。


竜「今からさ、俺ともデートしようぜ」

『え、また荷物持ち?』

竜「デートって荷物持ちじゃねぇだろ」

『いや、蘭のせいでそうなったんだよ』

竜「ま、行こうぜ。俺がホントのデートにさせるからさ。」

『、、、はい?』


そう言うと、竜胆は私の手を掴んでそのまま歩き出した。
しかもちゃんと恋人繋ぎの方。


『あのー、、、恐縮ですが、、手を繋がれておりますが、、』

竜「当たり前だろ?デートなんだから」

『いやそこまで本格的にします??』

竜「練習な」

『練習!??!なんの??!?』

竜胆はまたニヤリと笑った。

そのまま手を繋いだまま、向かった先はゲーセンだった。
てか、手を繋いだままって何気に恥ずいよ?分かる??


『わ、この恐竜可愛い』


見つけたのは、緑色をしたゆる可愛い恐竜だった。


竜「まさかの恐竜かよ。普通そこはクマだろ」

『普通ってなんだよ、普通って。』


竜胆はそういった後「まかせろ」と、腕まくりしてゲームを行った。


『いや、無理だろ。そんなカッコつけんなって 竜「とれた」嘘だろ』


そんなことある???
え、ゲーセンだよ?少しは困難するっしょ??


『す、凄いですねさすが六本木カリスマ』

竜「ほいよ、やるよ」

『え!?いいの!?!?』

竜「じゃなきゃ取らねーよ」

『やった!!!!』


私はそう言うと、恐竜に抱きつきすりすりと頬を撫でた。


『ふふふ、ありがとう!』

竜「、、別に」

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桜牙水雷華(プロフ) - nanoさん» 同級生も基本苗字呼びしてくるので余計に呼ばれないので、、良く下の名前なんだっけとか言われますし、、結構あるから寂しくなるんですよ、、今度言ってやりますね!人の名前も覚えられんのかゴラァって怒ですってやりますwww (2021年11月3日 22時) (レス) id: fe4c76e429 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - nanoさん» ほんとにそれなですwwwwwでもささくれって地味に痛いですよねwwwwwwチョイスがwwwwwww (2021年11月3日 22時) (レス) id: 9d7658b2cd (このIDを非表示/違反報告)
nano(プロフ) - 華さん» ですよねwww一気に怖さ下がったなっていうwwww (2021年11月3日 22時) (レス) id: 9ed173d271 (このIDを非表示/違反報告)
nano(プロフ) - 雪モチさん» コメントありがとうございます!まさかの実話、、、!?w素敵な友達の上にやることカッコよすぎるwwww (2021年11月3日 22時) (レス) id: 9ed173d271 (このIDを非表示/違反報告)
nano(プロフ) - 桜牙水雷華さん» コメントありがとうございます!そうです、そのくだりですwwですよね、竜胆の場合そういうこともあるのかなって思って!え、やっぱりあるんですか、、?そういう時は名前も覚えられないのかよって言っちゃいましょう← (2021年11月3日 22時) (レス) id: 9ed173d271 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nano | 作成日時:2021年10月25日 21時

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