向日葵が似合うあなたに『爆豪勝己』 (ページ9)

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『別にいいんじゃない』

爆豪「、、は？」

『緑谷が凄いとか越されたとかそういうの。別に緑谷だけじゃないんじゃね？雄英って。他にも凄そうなのごろごろ居そうだし』

私がそういった後爆豪の様子を見ると、その通りみたいな顔をしていた。

雄英の体育祭を見る限りそうだと思うし。
紅白頭の男子とか、この前あった赤髪の人とか凄かった気がする。

『ヒーロー科なんだからみんな前に進むなんて当たり前だろ。知らんけど』

爆豪「知らねぇんかよ、適当なこと言ってんじゃねーよ。」

『ヒーロー志望じゃないので知りません』

爆豪「お前にヒーローは無理だろ。弱いし脆いし」

『脆い？って何？？』

そんな話をしていると先程までの爆豪の表情が元に戻った気がする。

『まあでも良かったやん』

爆豪「あ？何がだよ」

『周りの仲間が前に突き進んでも私はお前の後ろにいるから安心じゃね』

『少なくとも爆豪の前には行けない、行きたくても無理だなw』

爆豪「、、、ハッ。当たり前だ何かましてんだ。俺の前に行くとか無理だろ。」

『いや、ワンチャンいける、、、』

爆豪「無理だな」

『即答かよ。まっ、後ろにいるからいつでも振り返って大丈夫だぜ。その時は相談ついでにクレープ奢ってくれや。』

爆豪「、、、ほかにもあるだろ奢るレパートリー。」

『あ、奢ってくれるのね』

これが私なりの励まし方。