向日葵が似合うあなたに『爆豪勝己』 (ページ14)

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「いる」そう言われた私は自分で納得してしまった。
まあ、だーよーなー。
いるよねーこいつ。居そうだし。なんか普通に青春送ってそうだし。

『あー、ぽいよね』

爆豪「んだよぽいって。」

『いや青春を謳歌していそうだなと』

爆豪「なかなかない偏見だな」

仰る通りで。
、、、、というかやばい、すごい気になる。
爆豪が好きになる人って。

年上？それとも年下？
ふわふわの守ってあげたくなる女の子？

私はそんな妄想をしながらひとり苦笑した。

『で、どんな人なん？爆豪の好きな人は』

爆豪「鈍臭いやつ。」

『ん？？？』

爆豪「蝶々みたいにフラフラしていてほっとけないやつ」

『あー、なるほど？アニメのキャラで言うと不思議ちゃんみたいな？』

爆豪「不思議ちゃんってなんだが知らねぇが多分違う」

『へー、、、。』

いや全然予想と違ったんだが。
鈍臭いやつって何、蝶々みたいな子って何。
そんな子見た事ないよ、少なくとも私の友達でそんな子いないよ。

『、、、そんな子なかなかいなくね？見たことない』

爆豪「、、、だろうな」

『その子激レアなわけね。星5なのね』

激レアで星5。
確かに爆豪だったら普通の女の子じゃ満足出来なさそう(すごい偏見)

というか、私が言ったその後に、何故か爆豪がため息をしているのを聞こえた。
なんでため息？？爆豪、そんなに大変な恋してんの？

『というか、なんで電話？』

爆豪「今週土曜日暇だろどうせ」

『え、凄いね。暇だわ』

爆豪「お前暇人だからな。」

『褒めてんのか？』

爆豪「上鳴から映画のチケット貰った。行くぞ」

いや命令形かよ、さすがだな。