呪詛師1家の私が呪術師になる件について【呪術廻戦】 (ページ44)

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小学生高学年になったら、1人で留守番することが出来た。

私は、帰宅をする途中で見つけた呪霊を招いて家に入り、遊んでいた。
学校では、友達が少ないけど家に帰れば呪霊がいて毎日が楽しかった。
でも、両親に何か危害を加えてはいけないと思ったため、両親の帰宅時間と共に彼らと別れた。

中学に上がって、友達の作り方を知った。
作り方というからまあマニュアル？みたいなものだったけど。

中学に上がってすぐ私は両親にこんなことを聞かれた。

母｢、、、ねぇ、A。なにかおかしなことはない？｣

『おかしなことって？』

母｢、、、ううん。なんでもないの。｣

今思えばこれは呪霊の事だったのかもしれない。
呪霊を見えてるのが私以外いないと思っていたから、私は呪霊のことは誰にも言わなかった。
変なやつだと思われたくないし。

普通見える人の方が少ないって思ってもいたから、、まさか両親が見えているなんて気づきもしなかった。

ある日、夜中に目が覚めてなにか飲みに行こうとした時だった。
リビングには明かりがついていて、話し声が聞こえたから両親が仕事から帰ってきたのだと思った。

久しぶりに声をかけようかなと思ったが、両親の話が聞こえてきた。

母｢あの子には見えてないのよ？？なのに、呪詛師を目指せって！？！そんなの無理よ！！！｣

父｢例え、操れなくても呪術師を、、｣

母｢何！？人を殺せって言うの！？まだ中学生なのに！？｣

父｢仕方ないだろ、、決まってるんだから、、どちみち、Aには目指してもらうしかない。それに、呪詛師になって見えても見えてなくても人を殺めるだろ、、そんなこと分かってだろ！？｣

母｢そう、、、そうよね、、、｣

人を殺す。呪詛師。呪術師。気いたことも無い言葉が私の耳に入ってくる。
そして何よりも分かったのは、

私には決められたレールがあるということ。