検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:228,238 hit

33 ページ34

朝起きて教室に向かう途中、棘先輩がジョウロをもって水やりをしていた。

私は気になっては棘先輩の方に足を向けた。

『おはようございます』

私が後ろからそう言うと「たかな!?」と、後ろを振り向いた。

『どうも、棘先輩。おお、お花に水やりですか』

狗巻「しゃけしゃけ!」

『綺麗ですね。』

狗巻「しゃけ」


棘先輩はスマホを取りだしなにか打って私に向けてきた。


【お花好き??】


『はい、母がガーデニング好きだったので。棘先輩も好きなんですか?』

狗巻「しゃけ!!」

『バラにマーガレット、アネモネ、キキョウ、、、中々っすね。先生とかが選んでるんですかね?』

狗巻「おかかおかか!!」


そう言うと棘先輩は、自分の方を指で示して「しゃけしゃけ!」と言ってきた。


『、、、、もしかして、棘先輩が選んでるんですか??』

狗巻「しゃけ!!!」


その後も棘先輩はスマホに何か打ち込んで見せてきた。

【育てたらこのお花あげる!!!】

棘先輩は自慢げに誇らしげにそう言ってきた。
、、、、まじか。


『先輩、、、凄いっすね』

狗巻「たかな!?!」

『ははっ、まじか』

狗巻「た、たかな?」

『センスありますよ』


私はそう言いったあと、『では』と手を振りながら教室に戻った。

知らないであれらを育ててるのなら、ただの偶然にすぎるけど、、、
知ってて育ててるのなら、、、、、、いやいや偶然だよな。

私は教室に向かう途中で、パンダ先輩とすれ違い挨拶をした。

私はそのまま教室に着き、伏黒と話をした。

パンダ先輩は、水やりしている棘先輩に話しかけた。


パンダ「お、いたいた、、ってどした?」

狗巻「た、たかな!ツナ!い、いくら!」

パンダ「なになに、育てたらこのお花あげると言ったら何か勘違いされたかもってか??」

狗巻「しゃけしゃけ!」


そう言うとパンダ先輩は、花壇の花を見て何かを察したように言った。


パンダ「花言葉、、とかじゃないか??」


棘先輩は、直ぐにスマホを取りだしそれぞれの花言葉を調べた。
それをパンダ先輩を見守るように見てみると、、


パンダ「、、、おお、、、これは、、」

狗巻「お、かか、、、」


棘先輩は、照れたように顔を隠した。









バラ【あなたを愛しています】

キキョウ【永遠の愛】

マーガレット【真実の愛】

赤いアネモネ【君を愛す】

番外編 乙骨先輩と会ってみた→←32



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (105 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
346人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 狗巻棘 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nano | 作成日時:2021年1月19日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。