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東京に着いても五条先生は何やともやら私に話しかけてくる。
すげぇ元気な先生だよな。
若そうだし。
そこからも学校に向かって進んでいく。
寮生活らしいし、どんな感じだろうとか思っていると着いた場所は
『森の中かよ』
五条「自然に囲まれてるでしょ?故郷を思い出しちゃう?」
『いや私の場合自然というか田んぼなんで』
五条「なるほど!あ、これから、学園長と面接だから!」
『え、面接??』
五条「そそ!その結果次第で「出てけ!?」とかなるからね!」
『へー。』
五条「ちょっとちょっと、頑張ってよ??」
『へー。』
私は五条先生の話を聞き流しながら学園長の人の所へ向かう。後ろで五条先生が何か言っているかまあ気にしない。
『ここか、、?』
そう思いドアを開くと、ごつい人がなにか人形を作っていた。
、、、、、やべぇ、帰りたい。
夜蛾「君があの工藤家の娘、工藤Aか?」
『あ、はい。初めまして。工藤Aです。』
夜蛾「そうか、私はこの学園長である夜蛾正道だ。」
『よろ 「君に問う!!」あ、そういう感じ?』
夜蛾「なぜここに来た。君はなぜこの学園に入る?」
そう聞かれた私は、ただ真っ直ぐ学園長の方を向いて一言答えた。
『さあ、分かりません。』
そう言うと、予想の上を言ったのか学園長は目を見開いていた。
『そもそも私は呪霊のこともましてや呪術師、自分の両親の役割であった呪詛師すら知りません。全くの無知です。』
『それでも気に食わないのです。』
夜蛾「何がだ?」
『自分の人生を邪魔されることだけは気に食わない。』
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作者名:nano | 作成日時:2021年1月19日 23時