呪詛師1家の私が呪術師になる件について【呪術廻戦】 (ページ11)

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五条先生がそう言うとその子はわかっていなさそうに首を傾げて話した。

『え、なんで？』

五条｢僕達呪術師は君の親を殺した。じゃあ、君は僕たちのこと殺すかもしれない｣

『いやだからなんで』

伏黒｢そ、それは、俺たち呪術師がお前の親をこ、殺したから｣

『え、なんで？？』

釘崎｢は？｣

『なんで親が殺されたからって君たちのこと殺さなきゃいけないの？別に私に関係なくない？』

その子がそういった後俺たちは何も言えずにただじっとその子のことを見ていた。
関係ない、、、？自分の親なのに、、、？

『私の中で両親は善人じゃない。だから別に殺されようが関係ないわけよ。わかる？』

五条｢んー、難しいね｣

『じゃあしょうがないね。自分の価値観を他人に押し付ける趣味はないし。』

伏黒｢と、とりあえず、その呪霊は祓わせてもらう。｣

『いやーでもいい子だしー』

五条｢でもその呪霊もう3人も殺してるからねぇ、祓わないとこっちの身も困るのよ｣

五条先生がそういった後その女の子は『は？』と今まで笑っていた顔から真顔になった。

『え、何こいつ人殺したの？』

五条｢え、そうだよ｣

そう言うとその子は肩に乗っかっている呪霊に話しかけた。

『いやいやダメだよ、君さー。私いつも言ってたじゃん命以上に大事なものはないって。』

その子はさっきとは空気が変わり、何かイラついたような落ち込んでるような表情をしている。
一方で、呪霊はなにか怖がっていてカタカタと震えている。
、、、なんだ？？何が起きている？？