盗み聞きしてすまん。 【影山飛雄】

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次の日の放課後、私は2日連続でマットに来ていた。

話したいことがあると沙織に言われて、なんだ？と思いながらも誘いにおkした。

まあ暇人ですし、、。

『で？話したいこととは？？なんかあったん？』

そう言うと、沙織はにやにやしながら言ってきた。

沙織｢嫌だなぁ〜、奥さん。言うべきことは奥さんでしょ〜？｣

は？？何言ってんだこいつ。みたいな顔をしていると、

沙織｢いや、影山くんだよ！！！昨日放課後デートしてたやん！！好きなんやろ！？！｣


ん？？？え？
好き？


『え、そうなの？！？！』

沙織｢嘘やろ！！｣

そう言うと呆れたように私に質問してきた。

沙織｢いや最近、影山くんと話してるし朝とか一緒に教室来てるやん｣

『まあ、テスト期間中勉強教えてたし、朝も玄関でたまたま会うし』

沙織｢は？？たまたま会う？毎日朝教室来てるよね？それ絶対たまたまじゃないよね！？影山くん絶対玄関で待ってるよね！？｣

『え？！そうなの！？』

沙織｢嘘やろ！この子！！｣

え、てっきり偶然会っているのかと思った。
影山くんのモーニングコールのおかげで毎日同じ時間に玄関行くし、、。

沙織｢だってさ、朝練って言ったって、Aが教室に来る10分前にはもう日向教室いるよ？絶対待ってるよね｣

『し、知らなかった、、。』





沙織｢で？どすんの？告るん？？｣



『わ、わかんない、、。』





沙織｢え？？？｣

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