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岩泉「だははっw おま、おまえら、付き合ってたのかw」
花巻「いやー、知らなかったなぁw」
及川「ええっ!ちょ、ちょっと!?!」
松川「うわぁー、そーきたかー」
及川は、その子に「違うよっ!?ちょっと!?」と否定しているが、
『大丈夫っすよ、私、偏見とかないんで。頑張ってください』
と、完全に理解して、その場を去った。
花巻「いやー、面白い子だねw 及川の好きな人」
岩泉「だろ、本当に謎が多いっつーか」
松川「最後の最後であれかぁw」
及川は、俺たちの方を見てプルプルと震え、頬をふくらませて怒ってきた。
及川「もうっ!!どうしてくれるのさっ!?あの子、馬鹿だから信じちゃうよっ!?」
岩泉「いや、馬鹿とか言うなよ」
松川「でも、最初さ、及川の彼女って言った時、否定しなかったから、まじかと思ったわ」
花巻「まあその後に、疑問形で言ってきたけど」
岩泉「まあ、なんつーか、鈍感って言うか鈍いよな」
花巻「つか、本当に目死んでたな」
松川「何があったの?人生3周くらいしてるの?」
俺たちは、帰り道を歩きながらその子のことを話していた。
岩泉から名前を聞くと、杉山Aちゃんというらしい。
同じ中学とも知った。
隣で、及川はまだ拗ねていて頬を膨らませている。
高3の男子が、頬を膨らませていて、似合ってるのは恐らくお前だけだぞ、、、。
松川「で、どうして及川はあの子のこと好きになったの?」
そう言うと、及川は少し照れたように話し出した。
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作者名:nano | 作成日時:2020年11月21日 17時