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花巻side

いよいよ決戦の金曜日。

俺たちは烏野高校に来ていた。
体育館に行くと烏野の皆様が出迎えてくれた。

体育館の外には数人及川目当てで見に来る女子がいた。

だがな君たちよもしかしたらその及川は今日彼女ができるかもしれねぇんだ。

そうなったら俺に目移りしてもいいんだが、、、。

、、、なんかこんなこと自分で言うのもつれぇなやめよ。

及川はというと特にこれといった変化はなかった。
ただなんか向かう途中歩きながらブツブツ言ってたのは後輩がドン引きしていた。

岩泉は流石というか放置していたが。

練習試合も終わり俺たちは片付けの準備を烏野の皆様としていた。

花巻「おい、及川」

及川「ど、ど、どしたの、、」

花巻「え、どうした及川、すげぇ顔してるぞ」

及川「いやなんか緊張して、、あ!?飛雄ちゃん!!」

及川は俺の後ろを指さした。
そこにはネットを持っている影山くんだった。

及川の言葉で岩泉と松川が俺たちのとこに来た。
岩泉よ、ボールを強く掴むのはやめてくれや怖いべ。

影山「え、な、なんすか??」

及川「「な、なんすか?」じゃないんだよ!!お前、Aちゃんにジュース奢ったんだって!?」

影山「、、、あ、ま、まあ。」

及川「何やってるのさ!!好感度あげようとか思ってんじゃないだろうね!?」

影山「いや別に思ってませんすけど、、」

及川「ならいいけど!!手出さないでよっ!!」

影山「いや別に出しませんよ俺は」

いや及川よ、影山くんがそんなことする訳、、

、、、、、ん???
今、"俺は"って言った?

その異変に松川たちも気づいたらしく、松川が影山くんに話しかけた。

松川「影山くん、その"俺は"ってどゆこと?」

影山「え、そのままの意味ですけど」

花巻「詳しく教えて欲しいなーとか思ったりする」


影山「3日前?のお昼休みにその人告られてましたよ」


シーン

影山くんが言ったあと俺たち5人の間に謎の沈黙が生まれた。

え、、まじ??
Aちゃん、告られてたの??

こ、これはなんかまずい気がするぞ、、。

俺たちは目を合わせて及川のことを見た。

及川「え!?!ちょ!?それどゆこと!?飛雄!!」

及川は影山くんに近寄り、影山くんの肩をぶんぶんと前後に揺らしていた。

影山「え、あ、お、及川さ、さん、、!」

岩泉「おい、落ち着け及川」

及川「落ち着いていられる!?!?この時に!?」

「「「いや無理だな」」」

及川「だよね!?!」

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作者名:nano | 作成日時:2020年11月21日 17時

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