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帰り道、俺たちはアイスを食べながら帰り道を歩いていた。

及川「、、ねえ、返信こないんだけどっ!?」

岩泉「あー、寝てんじゃね?」

松川「Aちゃんって部活とかしてないの?」

及川「中学の頃も帰宅部だし高校も帰宅部だよ」

花巻「わーお、詳しい」

及川は、さっきAちゃんに連絡をしてなんやかんやで15分経った。

確かに遅いのかもしれない。
部活もしてなく帰宅部だったら、もう家に帰ってくる頃だと思うし。

及川「、、なんで来ないの!?え、俺嫌われてんの?!」

及川は、岩泉に抱きつきながらうわんうわんと騒いでいる。

岩泉は、「うるせぇ」と言いながらもはや呆れているのか抵抗もしなくなった。

及川「いやだって、おかしいでしょ!?なんでこな『及川さん?』、、え?」

俺たちはその声に驚いて一斉に後ろを向いた。
そこには話に出ていたAちゃんがチャリに乗りながら俺たちのことを見ていた。

え、チャリ!?!
チャリ漕げるの??←

『あ、松谷さん?花松さん?どうも』

花巻「うん、花巻ね」

松川「うん、松川ね」

『あ、す、すいません、、。』

Aちゃんは名前を間違えたことに申し訳を感じているのかしょんぼりとしている。

か、可愛いな。
年下って感じがする。

そう感じていると岩泉がとんでもないことを言ってきた。

岩泉「よお、杉山。急だけどお前好きな奴とかいんのか?」

岩泉の言葉を理解すると俺たちは岩泉の方に目を向けた。

花巻(いや急すぎでしょ!?)

松川(やるなぁ、岩泉)

及川の反応は?と俺は及川の方を見ると、、
顔から見ればわかる。緊張してるやつやん。

『好きな人??それはラブですか?ライクですか?』

岩泉「ラブでお願いします」

なんかどっかのメイド喫茶で言ってそうな言葉だな。

俺は何故か緊張して、Aちゃんの言葉を待った。

それは他の奴らもそうだろう。
(特に及川)

『ああ、いますよ』

「「「「えっ!?!」」」」

『え、、?』

いるのかぁ!?!
恋愛に興味がなさそうなAちゃんにもやはり出会いがあるのかっ!?

岩泉は目を見開いて驚いており、松川は笑いをこらえている。

及川「えっ!?それ誰?!飛雄じゃないよね?!」

及川は、Aちゃんに近づいて肩を揺らしている。

『と、飛雄?誰すか?それ?ちょ、及川さん、落ちついて、』

岩泉「落ち着けばか」

岩泉は及川の頭を叩いた。

うわ、、痛そう。

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作者名:nano | 作成日時:2020年11月21日 17時

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