番外編4-2 ページ33
次の日に学校に行くと、近くにいた男子集団の声が聞こえた。
男1「なあ、あの動画見た?4組のバスケ組」
男2「見た見たやっぱり、凄いって。尊すぎ」
男3「斉藤さんもだけど岸さんも綺麗だよな」
男4「涙に不純物がないってこういうことだよな」
その後に男子の1人が「まあ彼氏いるけどな」と俺の事を見たような気がした。
なんか視線を感じた気がするし。
きっと動画とは昨日、日向が見せてくれた動画のことだろう。
なんで見てるんだよ、彼氏でもないのに見てんじゃねーよ。
俺はそんな気持ちが募ってきて溜め息が出た。
Aは自分ではわかってはいないけど、男子の中では有名な存在である。
努力家で、たまにぬけていて、ギャプが凄い。
よくそう言っているのを耳にしたことがある。
そのAの彼氏である俺に不満を持つ奴もいる。
まあ、渡さないけど。
たまに思うことがある。
自分はAの彼氏でいいのかと。
特に何も成果も出していない俺がAの彼氏でもいいのかと。
いつかの事だったか忘れたけど、Aとサッカー部のキャプテンの2人が仲良さそうに歩いてるのを見た。
日向いわくサッカー部のキャプテンは、いわゆる完璧男子らしくて、なんだかお似合いだった。
それは俺だけでなく他の男子も思っていたらしい。
近くにいた男子が「あの二人お似合いだよな」って言ってた時、俺に言われているようでなんだか居心地が悪かったのを覚えている。
その時は物凄いバレーを頑張った記憶がある。
だから、Aが言っていたことが凄いわかった。
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nano(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて光栄です!!ありがとうございます、頑張ります!(*´▽`*) (2020年11月27日 19時) (レス) id: 9ed173d271 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - この作品すきです!更新頑張ってください!応援してます! (2020年11月24日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nano | 作成日時:2020年11月21日 0時