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私は今、影山の試合を見に来た。
特に来る予定など最初はなかったが、昨日の夜、あることを知り来てみた。
大学生になっても、好奇心旺盛な私である。
うわぉ、体育館でかい。
今日は、どうやら公式戦らしく多くの観客が周りにいた。
、、、なんか、女子多くね？
周りの女子を見ると、友達と自撮りをしていていたりして楽しそうだった。
私は試合まで時間があるため、周りをうろちょろしていると売店見つけた。
そこには、多くの選手のタオルとかが売っていた。
、、影山のあるかな？
そう思い興味本位で、その場により影山の文字を探した。
お、あった。
手に取ると、【TOBIO KAGEYAMA】とローマ字で書かれていて、なかなかセンスのいいタオルだった。
他にも色々見てみると、フリフリの服を着た2人組の女子が影山のタオルを手に取った。
女1｢あ、あった！影山選手のタオル｣
女2｢良かったぁ。今日、出るかな、影山選手。｣
女1｢でるっしょ！！昨日のSNSにも書いてあったし！｣
女2｢楽しみっ！大学休んでよかった｣
おい、休むな休むな。
女1｢ほんとにかっこいいよね、好き｣
女2｢分かるっ！早く買って、席前の方に行こっ！！｣
その2人は、バタバタとレジに買いに行った。
、、、え、あいつSNSしてんの？？
、、、え、あいつ選手になってもモテんの？？
いや、後者の方は当たり前か。
私は、影山のタオルを購入し、後ろの方の席に座った。
、、、まずいな、これはまずい。
だって考えてみろ私。
もし、影山の彼女であることがバレたら、、
全国からのアンチ来る説濃厚。
私は、高校の頃の影山ガチ勢ファンを思い出した。
なんかこんなこと考えると、あの子たちからのアンチが軽く見えるな。
はぁ、、とりあえず、ひっそりしてよう。
私は、影山のタオルを写真で撮って、岸に送った。
PINEにて
《どう？なかなか良くね？》
岸《何？今、試合見に行ってんの？》
《まあね》
岸《？？別に、わざわざ買わなくても本人から貰えばよくね？》
、、、確かに、そうだな。
いや、でも自分で買った方が良くね？
そこから、試合が始まり私は目を凝らして影山のことを見ていた。
やっべぇ、あいつ、上手すぎ。
こりゃあ、ファン増えるわ。
つか、逆に居ないわけがない。
、、、なんか、辛くなってきた。
私なんかが彼女でいいのだろうか。
、、、来なきゃ良かったかも。
試合が終わったあと、私はそそくさとひっそりと帰った。
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nano(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて光栄です！！ありがとうございます、頑張ります！（*´▽｀*） (2020年11月27日 19時) (
レス) id: 9ed173d271 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - この作品すきです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年11月24日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nano | 作成日時：2020年11月21日 0時
