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影山「それはこっちのセリフだボケェ」
『でた影山のボケェ、いつか言うと思った』
影山「うるせぇ」
影山は、小さい箱を開けた。
影山「手出せよ、左手な」
『うん。』
影山は、指輪を箱から取り出して私の左手の薬指につけてきた。
私は、シンプルだけど1部に石がはめ込まれている指輪を見た。
『影山が選んだの?』
影山「おう、シンプルの方がバスケしやすいだろ」
『そんな頻繁にバスケする予定無いけど』
影山「しろよ」
『んな無茶な』
私は指輪を見たあと、影山に抱きついた。
『嬉しい。影山』
影山「おう」
『好き』
影山「おう」
『大好き』
影山「おう」
『愛してる』
影山「俺も愛してる」
影山は、私のことを抱き返して優しく愛おしそうに言った。
『帰ろうか』
影山「そうだな、疲れた」
『だろうね、今日はポークカレーだよ』
影山「温玉は?」
『ある』
影山「よくやった」
『上司か』
影山「いや、奥さんだろ」
私と影山はそんな会話をしたあと、2人で顔を見合わせて笑いあった。
互いの左手にはお揃いの指輪がはめている。
それを歓迎するかのように、月は輝いていた。
ありがとう。
何度この言葉を今日言っただろう。
自分でも分からない。
それでも、言いたかったし伝えたかった。
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nano(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて光栄です!!ありがとうございます、頑張ります!(*´▽`*) (2020年11月27日 19時) (レス) id: 9ed173d271 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - この作品すきです!更新頑張ってください!応援してます! (2020年11月24日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nano | 作成日時:2020年11月21日 0時