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影山side

文化祭前日。

俺は、文化祭の準備で資料室に用があったためそっちに向かった。

早乙女「影山飛雄」

階段を降りる時、誰かから名前を呼ばれ振り返るとそこには少しムッとした顔の男子が立っていた。
たしか、Aと同じ部活のやつだった気がする。

影山「なんか用か?」

早乙女「大ありだ。ちょっとこい」

俺は言われるがまま、そいつについて行った。

連れていかれたのは、体育館裏。
今は文化祭の準備で忙しいし、こんな所に人も来ないだろう。

早乙女「お前、Aに告ったんだっけな?」

影山「!?」

「なんでこいつが知ってんだ?」そう思っているとそいつはそう言ってきた。

早乙女「そんなこと考えてるだろ?」

影山「ま、まあ」

早乙女「あいつさー。お前との将来に不安があるらしい」

影山「将来?」

早乙女「そ、怖いんだって、お前と付き合ってお前のバレー人生壊しちゃうかもしれないって」

影山「なんでAと付き合って俺のバレー人生壊れるんだよ」

そう言うと、そいつはキョトンとした顔をしてその後に笑いだした。

早乙女「うっわw そこからだったかーw」

そいつだけが分かったかのように笑ったため、なんだかムカついて「何笑ってんだよ」と目つきを鋭くした。

早乙女「こっわいな、目付き。いや、同性との恋愛って賛否両論があるからね。だからだよ。」

影山「、、、そうなのか?」

早乙女「まあ、世間的に。だから、Aもお前と付き合うことを躊躇してるわけよ」

別にそんなこと俺は気にしてないし、好きだから、付き合いたいから告ったんだけどな。

俺はそう思うと心がもやもやしてAに少し、苛立ってしまった。

俺の前に立っているそいつは俺の事を見つめ、はぁとため息をついた。

早乙女「勘違いしてるかもしれねぇけど、Aはお前のことを思って考えてるんだからな。」

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コッペパン(プロフ) - まじで面白くて好きです!あの夏の青春ソングって青と夏のことですか? (2021年2月23日 12時) (レス) id: 35bad60104 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nano | 作成日時:2020年10月29日 23時

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