キラキラとまぶしいね、君は 2 ｢影山飛雄｣ (ページ21)

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早乙女｢お前、影山飛雄の気持ち考えたか？｣

飛雄の気持ち、、、。

早乙女｢世間体とかそんなこと気にせず、そんなことよりもお前と付き合いたいってことだろ。告白したのがなりよりも証拠だろ。｣

早乙女が溜息をつきながら、話した。

早乙女｢人生ってさ１回きりじゃん｣

『ん？』

早乙女｢その中で多くの人と出会うけどさ、必ずその中に運命の人がいるって限らないだろ｣

俺は早乙女の話をじっと、天井を見つめながら聞く。

早乙女｢でも、お前は出会えた。影山飛雄というやつに。なのに、お前は勿体なくね？｣

早乙女｢もうそんな人と会えねぇかもしれないんだから、ちゃんと気持ち伝えなさいよ｣

俺は気づいたら目から涙が溢れて出ていて、拭いても拭いても止まらなかった。

『ｸﾞｽｯ、、う、、うう。分かった。伝える。』

早乙女｢え、お前泣いてんの？｣

『うるせぇ！ｸﾞｽｯ、、お前こそそんなポエムみたいな言葉どこから引用したのさ、ｸﾞｽｯ』

早乙女｢なになに、感動した？｣

『少し見直した。』

早乙女｢なにそれ。どゆこと｣

『つか、なんで飛雄のことフルネームなの？』

早乙女｢ムカつくから｣

『はっ？！？！』

早乙女に話してよかった。

いつの間にか俺のもやもやは消えてて、今は飛雄に会いたい気持ちでいっぱいだ。
早乙女が、ちゃんとした理解者でよかった。

早乙女が友達でよかった。

俺はその日、ちゃんと飛雄に俺の気持ちを伝えようと決意した。

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な、長ぇ。