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影山「Aは、部活とかあった?」
『うーん。あったけどあんま練習はしてない。でも、文化祭近いから放課後は練習漬けかも。まあ、最高だけど』
影山「俺と同じ気持ちじゃねぇか」
『まあね』
話しながら教室に向かっているとあっという間に、教室に着いた。
『じゃあ、またね』
影山「あ、A」
『ん?』
影山「寝癖可愛いな」
『え、』
その一言だけ言った飛雄はそのまま教室に入っていく。
俺はその言葉を聞いたあと咄嗟に、頭を押え教室にはいる。
和樹から鏡を奪い、自分の頭を見る。
そこには、ぴょこんと少し、、いや、大胆にはねている髪束があった。
あー、これの事かっ!!
うわっ!結構目立つじゃんっ!
恥ずっ!!
周りの女子もなんだか俺の事を見ていて、なんだかこの寝癖のことを見ているようでより一層恥ずかしかった。
こうなったら
『おい、和樹』
和樹「ん?何何?」
『俺の髪セットしていいぞ』
和樹「えっ!いいの?!?」
和樹は、いつも俺の髪の毛を弄りたがる。
美容師が夢だからだろうか知らないけど。
自分の髪でしろというけど、イケメンの髪だからいいんじゃんと訳の分からんことを言ってくる。
俺はセットなんてしたら目立つからいつもは嫌がるけど、これはしょうがない。
これで目立つのならかっこよくなって目立ちたいっ!
和樹は、嬉しそうにワックスを手で馴染ませ俺の髪を無造作に弄ってくる。
なんか、和樹つけすぎじゃね?大丈夫か?これ。
それを面白そうに楽しんでる他の仲間を少し睨んだ。
その日の俺は、いつも以上に色んな人から目線を感じた。
(飛雄から似合ってると言われたのは嬉しかった。少し不機嫌だったけど。)
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コッペパン(プロフ) - まじで面白くて好きです!あの夏の青春ソングって青と夏のことですか? (2021年2月23日 12時) (レス) id: 35bad60104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nano | 作成日時:2020年10月29日 23時