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『影山、、私は影山の隣に立っていいのかわかんないや』

俺はそう言いしゃがみこんでいるAを見た。

俺は目を疑った。

【ずっと見ていたよ。】【羨ましい。】

確かにAは俺にそう言った。

俺に追いつきたかったとまでも言っていた。

俺がずっとAに対して思っていたかのように。

正直今でも信じられないし、本当にそう言っているのか分からなくなっていた。

でも今俺の前でしゃがみこんでいるAは、いつもの完璧なAではなくて、ただの普通の女子だった。

俺は思った。

Aは無理をしていたんじゃないかと。

何事も上手くやるAに、当然周りは期待をする。

それに上手く対応し、完璧にすることに疲れたのではないかと思った。

もしかしたら、こんな事言うのは俺が初めてだったのかもしれない。

俺は俺なりに、AはAなりに考えていることがあったんだと思った。

そんなことも気づかない俺は自分が馬鹿だと思った。

俺は、Aに近づき同じくしゃがみ込んだ。

影山「いい決まってんだろボケ、何言ってんだ」

悪かった。

期待ばかりかけて。

ちゃんとお前の中身を知ろうとしなくて。

今まで気づけなくて。
1番お前の事見てたはずだったのに気づけなかった。

影山「ずっと隣にいてやるから、お前も俺の隣にいろよ」

『本当に?』

影山「おう」

『私、性格悪いし、、口悪いよ』

影山「俺もよく言われる」

『だろうね』

影山「おい」

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nano(プロフ) - 苺さん» コメントありがとうございます!無事に完結致しました!読んでくださりありがとうございました(*´▽`*) (2020年11月21日 1時) (レス) id: 9ed173d271 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく面白いです!続き楽しみに待ってます。更新頑張ってください(о´∀`о) (2020年11月8日 14時) (レス) id: 06b64f6325 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nano | 作成日時:2020年10月27日 21時

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