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立川と出会ったことは私にとって嬉しかった。
中学の頃、自販機で声をかけられた時は驚いたけど、人目見た時、自分と同じ存在であることに気づいた。
同族の直感ってやつ??
そこからは、立川と面白いこと考えたり、話したりして楽しいかった。
それは高校からも変わらなかった。
むしろ、高校の方が悪化した気がする。
まあ、鷹高校に入ってよかった。
やはり、レベルが違うし自分と似た人が沢山いた。
そのため、競技などは結構楽しかった。
勝てばその実力が認められ、多くの仲間が着いてきてくれた。
実際、今日の球技大会もそうだろう。
この高校は、プライドが高い人が多いがそれも実力、結果次第で人からの対応が変わる。
実力があるものには着いていき、ないものには興味を見せない。
一見怖そうだがそれは、自分にとって心地が良かった。
ただ「凄いね」と上辺だけでなく、きちんと中身も認められたような気がした。
それに、ビリビリと緊張感や、やる気が満ち溢れた。
容赦なくやっていい。手加減なんかするな。それが当たり前にある学校の雰囲気に余計にその気持ちが募った。
まあ、入学してよかったかもな。
中学の頃よりは圧倒的に楽しいし。
来年は、バスケに参加しようかな。
きっと影山なら、そんなこと考えないよな。
私はフッと笑って暗い夜道を歩き出した。
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nano(プロフ) - 苺さん» コメントありがとうございます!無事に完結致しました!読んでくださりありがとうございました(*´▽`*) (2020年11月21日 1時) (レス) id: 9ed173d271 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - すごく面白いです!続き楽しみに待ってます。更新頑張ってください(о´∀`о) (2020年11月8日 14時) (レス) id: 06b64f6325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nano | 作成日時:2020年10月27日 21時