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少し経っていると、隣の応援生徒の歓声が大きくなった。

なんだ?と思っていると、ゾロゾロと集団が入ってきた。

その集団の先頭には、Aがいて直ぐにその集団が1年選手とすぐに分かった。

その後は、1年選手も公式アップが始まるまで準備をしていた。

月島「お、きたじゃん」

山口「な、なんか迫力凄いね」

日向「す、凄いのかこれ?」

日向の言葉に違和感を持った俺はコートの方を見た。そこには、選手であろう2名が床に膝を着いて悔しがっていた。

浜辺「な、なんで!!うちらの応援席にはチアが居ないんだよっ!!!」

佐藤「3年ばっかりずるいっ!!羨ましいっ!私たちもチアに応援されたいっ!!」

立川「お前らうるせぇっ!!迷惑だろうがっ!!キャプテン、お前もなんか言って!?」

立川は、隣にいたAに声をかける。

Aは、きょろきょろと当たりを見回した後、

『おい、そんなことよりも』

立川「な、なんだよ。」

『あそこに座っている人いるじゃん?』

立川「え、あの、緑のセーターの?」

『うん。笑った顔が推しの笑顔に似ている。今日あの人のために、トスを上げ、あの人のために勝つわ』

立川「頼むからうちらの勝利のためにトスを上げてくれ!!!!!」

その奥の方で、3人の選手たちは「い、胃薬」とマネージャーらしい人に声をかけていた。

、、、、。
こいつら本当に強いのか?

月島「なんか見た事ある光景なんだけど」

隣にいる応援席からも「大丈夫なのか」と不安な声が聞こえてくる。

確かにこの光景を見ると不安になるかもしれねぇ。

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nano(プロフ) - 苺さん» コメントありがとうございます!無事に完結致しました!読んでくださりありがとうございました(*´▽`*) (2020年11月21日 1時) (レス) id: 9ed173d271 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく面白いです!続き楽しみに待ってます。更新頑張ってください(о´∀`о) (2020年11月8日 14時) (レス) id: 06b64f6325 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nano | 作成日時:2020年10月27日 21時

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