影山飛雄はいつも焦っている 【影山飛雄】

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春高予選2日目。

インハイ予選では勝てなかった青葉城西に勝つことが出来た。

まだ、満足はしていないけど3年生が部活に残ってくれたこと、夏休み合宿に行ったこと、日向とぶつかりあったことに意味があった気がして嬉しかった。


学校に帰るバスで俺は、Aに勝ったことと明日の決勝見に来てくれとメールをした。


春高予選見に来いとメールはしたものの、1日目と2日目は普通に平日で学校なため見ることは出来なかった。


でも、明日は土曜日。
部活もないと言っていたため、来ると言っていた。


少しでもいい姿を見せれるようにと思い、俺は瞼を閉じそのまま眠りについた。


決勝の翌日。

体育館に向かいバスに乗っている途中で、メールが来たことに気づいた。

送り主は、Aで学校に寄ってから体育館に向かうということだった。

じゃあ、試合前に会うことは出来ないなと少し残念だった。
けども、勝ってからあった方がかっこいいかもしんねぇ。と変なことを考えながら体育館に向かった。

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