キラキラとまぶしいね、君は「影山飛雄」 (ページ7)

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主side

歌うことは楽しい。

昔からそうだった。

親にギターを買ってもらってから、ずっと一人で歌っていた。
同じ学年の男子がゲームをしているとき、ずっとギターを弾いていた。
中学も、部活に入らず、家に帰りずっとギターを弾いていた。
高校もそうなると思ってたが、まさか学校で弾けるなんて思わなかった。
早乙女には感謝しかない。

中庭だし、ライブみたいに派手に音を出すことはできない。
弾き語りみたいな感じで、演奏していた。

恋愛ソングや、青春ソング少し古い歌も含めながら歌っていた。

三曲目くらいで、集団と少し離れた場所で、背の高い男子と目が合った。

その人は、顔が赤かった。

けど、目が合ったとたんに、走り出してしまった。

不思議に思いながら、時間になるまで歌を歌っていた。

(身長高かったなあ)

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主に主sideですが、影山sideも多くなるかもしれません。