キラキラとまぶしいね、君は「影山飛雄」 (ページ4)

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早乙女「A中庭行こうぜ」

『おう、今行く』

ギターバックを背負って、早乙女の背中を追いかけようとドアに手をかけたとき
同じクラスの女子から声をかけられた。

女１「A君！今日中庭で歌うの？」

『うん、久しぶりにね』

女１「ほんと！？今日部活がない日だから聞きに行くね！』

『ありがとう。』

感謝の言葉を女の子にいうと顔を赤くしたまま友達のもとに戻っていった。
今日は水曜日で部活がない。
ないならば、体育館で歌えばいいけどあいにく点検があるらしく、体育館が使えない。
せっかく数少ない俺たちのライブがと思ったがまあ、歌えればいい。

中庭につくと、噂を聞いたのか俺たちの演奏を聴くために中庭で待機していた。

早乙女「さっき話しかけてくれた女子いるやん」

『ほんまやね』

早乙女「絶対あいつ、お前のこと好きだぞ」

『へー』

早乙女「いや、興味なさすぎなｗ」

別に興味なくはないけど歌を早く歌いたい
久しぶりにストレスを発散したい

『歌いますか』