キラキラとまぶしいね、君は「影山飛雄」 (ページ3)

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春の季節とは関係なしに、日差しが出てる午後。
あたりを見回すと、昼食後のせいなのか眠そうな人や、眠っている人が多かった。

入学式が終わり、学校に慣れ始めて一か月がたった。

一か月もたつと部活動に専念している生徒もいて、放課後になると他方から声が聞こえてくる。
自分は部活に入る気がなく、帰宅部にしようとしたが声をかけられて軽音部になった。
まあ、家に帰っても親に雑用係にさせられるだけだから、なんだかんだでよかった思う。

運動部と違って軽音部は基本的に緩いし、練習も週に三日といった感じで本当に緩い。
ライブは、部活がない水曜日とか、文化祭を主に予定しているが、
普通に、簡単に中庭で歌って練習したりして、緩く部活をしている。
まあ、プチライブみたいな。

でも、これが何気にウケがいい。
帰宅部の人とか、よって聞いてきたりしてくれて路上ライブをしている気分になる。
自分の歌が、うまいとは思ったことはないが、自分の歌を聞いてくれるのはいい気分である。

(今日も中庭でプチライブするか)
と心の中で思いながら、早口な先生の声を聴きながら目を閉じた。

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改行とか見やすいですかね？