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後ろを向くと、ドアに手をかけて俺を見ている月島がいた。
やはり、彼は背が高い。
部員の中でも、高いほうだろう。
、、、、、正直うらやましい。
俺の成長期は終わったのだろうか、、、。
『あ、月島。先生がこれ渡してくれって。大事な資料らしいよ」
月島「ああ、ありがとう。A部活はないの?」
『今日はオフの日。』
月島「ほんとに自由だね、軽音部。練習時間少ないのにあんま演奏弾けるなんて凄いね」
『まあ、みんな個人では練習しているからね』
月島と話していると、他の部員からの目線を感じた。
あ、そういえば部活の時間だった。
邪魔はしてはいけないな。
『あ、じゃあ、もう帰るね。頑張って』
月島「ん、また明日ね」
『うん、また明日。あ、邪魔してすいません。」
声をかけられた、先輩らしきひとにお詫びを詫びる。
澤村「あ、いや、まだ部活前だから大丈夫だ」
ドアに手をかける前に、もう一度礼をする。
その時、影山君とも、もう一回目があった。
今度は、彼にもお辞儀をしてそのまま、流れるように体育館を出た。
彼のことどこかで見たことがあるかあまり思いだせない。
校門や向かう途中、あちこちから部活をしている人をみた。
汗だくの人や、掛け声をしている人がいた。
まだ五月だが体温が熱くなった
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作者名:nano | 作成日時:2020年9月9日 18時