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『と、とりあえず、今日は』
赤羽｢影山のこと見てな｣
『え、』
赤羽｢そしたら、何かわかるかもしれないもんね。｣
そう言う、赤羽の言葉に深く頷いた。
影山くんは凄い。
特に、バレーではピカイチだ。
私は影山くんのバレーがみたくて、決勝を見に来たと言っても過言ではないし。
それは、昨日の試合もそうだし。
そう思い、影山くんの姿を応援席から見ていると試合開始の笛がなった。
峯岸(影山は進藤のことが好きで進藤は岩泉さんで月島は赤羽、いや、赤羽が、、？ん？どゆこと？)
※
凄い。凄い。
ボールがなかなか落ちない。
いや、落ちないようにみんながボールを拾っている。
最初はあまりやる気がなかった応援生徒も、今はメガホンを振りかざしたりして、応援を一生懸命している。
正直、相手の選手の圧と強烈なスパイクに驚いた。
打つ度に、ドンッとなるボールの音。
ブロックも容赦なく、ボールを叩きのめす。
でも、負けじと殴り合いを制そうとする烏野高校の選手。
守るという言葉は断じてなく、攻めの一言だけだった。
私はどの選手よりも、影山くんを見た。
最初の時よりも、汗をかいていてサラサラな黒髪も汗のせいで束になっている。
でも、それでも綺麗で体育館の光がより一層綺麗さを増した。
後半になると、体力が無くなってきたのか綺麗なフォームも崩れていった。
それでも、負けじとあの早いトスを完璧にあげる。
必死に足を動かし、腕を上げ、ボールに触る。
決して、手を抜くそんなことは一切なかった。
そんな影山くんの姿を見て、胸が高鳴る。
【俺を見ろ】そう影山くんは言っていたが、こんなの逆に見ない方がおかしいのではないか？
どんなに、相手の選手が凄かろうが私の目はいつも影山くんに向いていた。
もっと見ていたい。もっと、知りたい。バレーについて影山くんについて。
私は試合最後まで、ずっと影山くんを見ていた。
(月島くんが声を上げて喜んでいた時、赤羽が飛び上がり峯岸の首を絞めてた時は結構色々驚いた)
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nano(プロフ) - Amamiyaさん» コメントありがとうございますっ！！最後まで見ててくれたなんて本当に感謝しかないですっ！！また楽しんでいただけて良かったです！応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年11月24日 22時) (
レス) id: 9ed173d271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nano | 作成日時：2020年11月1日 22時
