心情理解 ページ24
月詠先生が出て行った後
そろそろ帰ろうと思った時にドアが開いた
「...沖田君ﾝﾝﾝ!」
「何だ、元気じゃねェかィ」
私に怪我をさせた本人登場
「......さいってい」
「悪かった」
「!?」
「怪我させて悪かったって言ってるんでィ」
いつもとは打って変わってｼｮﾎﾞﾝとしている
私に怪我させてしまった事に後ろめたさを感じてるのかも。
「えっと..私はこの通り元気だよ!だからもう気にしないで」
「本当か...?」
思ったより私は頑丈なのか、痛みはもうほとんどない
最初起き上がった時に痛みが走ったのは、きっと寝過ぎが問題(
「うん。わざとじゃなかったしね」
すると、沖田は私の近くに来てカーテンを閉めた
「今から帰ろうと思ってたんだけど?」
「問題でさァ」
私の話を無視し、沖田は続ける
「保健室に男女が2人、先生は職員会議でいねェ。女がベッドに座ってる」
「さて、ここにいる男の心情は?」
「心情理解??国語嫌いなんだって...」
いつの間にか目の前に来ていた沖田が私の横に手をついた
「正解、気になるだろ?」
「問題出しておいて正解発表無しはおかしいじゃん。教えてよ」
沖田は面白そうに笑う
何が面白いのさ。
「どこまでも鈍感かィ...本当バカだな」
「バカだなっ______ 」
気づいたら沖田の顔が今さっきよりも近かった。
何、何なの...?
ｷﾞｭｯと目を瞑ると、
頬に柔らかい物が当たる
ちゅ、と音がして、何をされたか直ぐに理解できた
「...リンゴみてェ」
目を開けると、余裕そうな顔で私を見ていた
「色んな女子とした口で...最悪。
どうせ誰でもいいんでしょ」
沖田は他の女子にも同じ様な事をしてる
そんな人の行動1つでこんなに熱くなるなんて、悔しい。
「....やっぱバカだな「はぁ!?」
「次はこれだけじゃ済まねェから」
沖田は荷物を持って行ってしまった
何だったんだ
わざわざ謝りに来てくれたのは嬉しかったけど、
「私も帰ろ...」
下駄箱から校門に向かう途中に剣道部の道場がある
そこに女子生徒が沢山いるのが見えた
「土曜日、かぁ」
誘われた試合の日まで後2日
神楽ちゃんと妙ちゃん誘おう
九ちゃんの試合も観れる事だし...!!
____________________________________________________________
九兵衛こと九ちゃんは女子剣道部ﾃﾞｽ
あと、ﾂﾞﾗが神(
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なんぱん(プロフ) - ウォーターツリーさん» ウォーターツリーさんﾝﾝﾝ!(^^) ｺﾒﾝﾄありがとうございます! お褒めの言葉が嬉しすぎて幸せですTT 私も確実雌豚扱いです笑 どうぞ楽しんで行ってください...!(^^) (2020年8月18日 17時) (
レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
ウォーターツリー(プロフ) - なんぱんさん…やっぱり文才が凄いのと沖田が格好いいのでゾワッてしました笑 絶対私はそこら辺の雌豚認定されるのでこの小説で例外を味わいます() (2020年8月18日 15時) (レス) id: 602bf9e950 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - なまたまごさん» なまたまごちゃんさんｺﾒﾝﾄありがとうございます! Twitterでもよろしくしてくれて嬉しい限りです(^^)(^^)! 続編作成頑張ります! (2020年8月17日 9時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - なんぱんさん、とてもキュンキュンする物語ありがとうございます！Twitterの方でも絡ませていただいてるなまたまごです！続編ももちろん正座待機してます！更新待ってます！ (2020年8月16日 23時) (レス) id: 4eb1927f69 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 累さん» 累さんｺﾒﾝﾄありがとうございます! 嬉しすぎます、全て見て下さったなんてTT 更新頑張ります、これからもどうぞよろしくお願い致しますTT 本当にありがとうございます!! (2020年8月16日 14時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんぱん | 作成日時：2020年6月21日 23時
