【銀魂】局長の妹は__________なり

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気がつくと、数十人もの男供が足元に倒れていた








_____自分が何をしたか、分からない 。












『夜兎だ、夜兎だｧｧｧｱ！』


「姉御2！夜兎の本能に飲み込まれちゃダメネ！」








声が私を止めようとする







やめないよ______全員殺すまで。











傘の先を相手に向けると後ろから肩をホールドされる

身動きができなくて体を唸らせた







「姉御2...！後悔する前に止めるアル！！」

『真選組局長の妹は...夜兎なのか、！？』






色々な声が聞こえて来る


ちがう、本当はこんな事したい訳じゃない








なのに____体が言う事を聞いてくれないの





















「っ、A...！」









確かに聞こえた、私の名前を呼ぶ声


その声のする方を見ると十四郎さんがいた

彼の周りは血で赤く染まっている















「これ以上、ﾃﾒｪの手を汚すんじゃねェよ」


「話すな！これ以上出血が酷くなったらお前は...」


「うるせェ！公務執行妨害で現行犯逮捕だ！」


「何でｪｪｪｪｪ！？」





十四郎さんと銀さんがいつものように言い合いをしている




その周りでは隊士達が相手の手首に手錠をはめていく

反抗する事なく、相手はされるがままだ
















「江戸1の別嬪が物騒女っつーのも悪くはねェけど」


「だからﾃﾒｪ死にてーの！？話すなっつってんだろうが！」











「護りたかったアイツがそう言ってるアル。
　だから...いつもの優しい姉御2に戻ってヨ」






私の肩を持って止めてくれていたのは彼女だった










「ごめんね___神楽ちゃん」











その時目の前が真っ暗になり、私は意識を飛ばした

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