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「姉御2のお護り頼むヨ!」
万事屋に着くと
神楽ちゃんは定春君のお散歩に行ってしまった
新八君はお茶を淹れて出してくれた
「ありがとう新八君。ほんとよく出来た子だね」
「そ!そんな事ないです...!」
「顔赤くしてんじゃねーよ」
「アンタに言われたくないんだよ!
今さっきからどんな面下げてるんですか!」
そう言って新八君は溜息をついた
___確かに銀時さんは万事屋に来るまでの道
いつも以上にボケーっとしていた
「新八、なんか甘いもん買ってこい」
「あんたが行ったら...!はあ、わかりましたよ」
「あ、ちょっと待って新八君!」
諦めて玄関に向かう彼を呼び止め、お金を渡す
「い、いいですよ!」
「いいのいいの。
ついでに神楽ちゃんの酢昆布も買ってきてあげて」
彼の手に無理矢理押し込んで、玄関の外に出した
万事屋には銀時さんと2人になった
「なぁAちゃん。
なんで俺達に護衛なんか頼んだんだ?」
リビングに戻ると
銀時さんがいつにもなく真面目な顔をして聞いてくる
「なんで、って...
今日の夜、大きな事件片付けるみたいで
屯所に誰もいなくなるから、らしいです」
こういう日に限って丁度仕事も休みだし...
「そっか、」
そう言って寝転びながらジャンプを読み始める
聞いておいて、全然興味めさないじゃんこの人...
私は銀時さんと向かい合わせに座った
「...お前は何も知らねーの?その事」
「だってもう副長補佐じゃないから...
みんなが何してるかわからないんですよ」
銀時さんは寝転びながら読んでいたジャンプを置いて
ソファにちゃんと座った
「Aちゃんはまだ
ドキンと胸が跳ねるような感じがした
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アリス(プロフ) - 土方さんと夢主の掛け合いが面白くて好きです。続きが読みたいのでパスワードを教えて頂けませんか。 (2023年3月1日 18時) (レス) id: fa39a80a2b (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - とても面白く読み入ってしましました^_^続編が見たいのですがパスワードを教えて欲しいです! (2023年1月15日 0時) (レス) @page32 id: 461476dfbe (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 初めまして(*^^*)とても面白くて一気に読んでしまいました(*Ü*)続きがとても楽しみです! (2021年12月16日 8時) (レス) @page32 id: 11788a0a7e (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - すいません!続編を読みたいのですがパスワードを教えて欲しいです! (2021年5月20日 3時) (レス) id: 2d7922dff3 (このIDを非表示/違反報告)
紅華 - 鬼嫁に番傘のパスワード教えてください! (2020年12月10日 18時) (レス) id: f59dac198f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なんぱん | 作成日時:2020年5月29日 0時