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バコーーーーッッン!
人の頭を思いっきり叩く音が響いて、周りの人は振り返った
「よくもここまで事を大きくしやがって...生存者たったの2人じゃねェか!」
土方はAに怒鳴りつける
「ううう、そんなに怒らないで下さいよ...。正当防衛ですって...」
「本当は俺が斬りたかったんですが、ちと遅かったらみてェで」
「Aが人斬ったなんて世間に知られたらたまったもんじゃねェ」
土方は頭を抱え新しいタバコに火をつけた
「マスコミには万事屋と総悟が助けてくれたって言っておいたからいいでしょ?」
「やる事が早ェな」
「Aーーーー!」
大声で名前を叫ばれ、走って来たその人に抱きしめられる
「お兄ちゃん、」
「A、!よく傷1つ作らないで戻って来てくれたな!俺は嬉しいぞォォォ!」
「ああ、鼻水...」
涙を流す彼の鼻からも、体液が流れている
それがどんどん伸びてAの服につきそうになっていた
「...万事屋の野郎供は何処行きやがった?」
「帰りましたぜ」
沖田はポケットに手を突っ込みながらそう言った
「これで旦那もAさんの本性知った訳でさァ。諦めてくれやせんかねェ」
「アイツはそう簡単に諦めるタマじゃねェだろ」
.
.
「ブウェックション!」
「くしゃみする時は手で覆えろヨ、なんか出たネ!新八の頭に付いたヨ!」
「ちょっとォォォォォォ!やめてくださいよ!」
彼らはコタツに入ってみかんを食べていた
「あ゛ー、寒い!俺らこの中行く意味あったかァ?」
「元はと言えば銀ちゃんが1番最初に出て行ったネ」
「それにAさんがあんなに強いなんて知りませんでしたからね」
新八と神楽は口いっぱいにみかんをつめている
「銀ちゃん1個も食べてないネ」
「なーんか食欲ねぇー」
銀時はそのまま床に寝転がった
「ダメですよそんなところで寝たら、風邪ひきますよ!」
「もうひいてるんじゃないアルか?」
神楽が銀時の額に手を置いて確かめるが、熱はないみたいだ
「風邪っぽい症状はないんですか?」
「なんかなァ、胸が苦しくてよォ、」
「Aちゃんの事で頭いっぺーなんだよ「確実に恋の病じゃねぇかァァァ!」
1日局長篇【完】
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なんぱん(プロフ) - 眠都さん» ご指摘ありがとうございます!更新の励みです!ありがとうございます!! (2020年5月25日 12時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
眠都 - すっごくごめんなさい。本当にごめんなさい。私生粋のバンギャなのでツッコみますが、ヘッドバンクじゃなくてヘッドバンキング(ヘドバン)ですよ!でも何でもいいや。この作品凄く面白いので!(^^) (2020年5月25日 2時) (レス) id: 1ae63c8e97 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 木乃伊さん» コメントありがとうございます!!嬉しい限りです!泣 頑張ります! (2020年5月14日 23時) (レス) id: 968b5c5eb6 (このIDを非表示/違反報告)
木乃伊(プロフ) - とっっても面白いです!更新頑張って下さい! (2020年5月14日 22時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 光華さん» 土方さんのリクエストありがとうございます!!これからストーリー考えていくので更新できるの待って下さると嬉しいです!! (2020年5月14日 19時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なんぱん | 作成日時:2020年5月10日 0時