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7話 ページ8

「すまないね。こっちもお願いできるかな」

燭台切さんがこちらに向かってきた。後ろに誰か引きつれている。なんか、すげぇピンク。

「はい。宗三くん。いってらっしゃい」

「・・・」

ピンクの人は不機嫌な顔をしながらもオッドアイでこちらを見てくる。

「・・・宗三左文字といいます。貴女も・・・天下人の象徴を侍らせたいのですか・・・?」

は?

「まぁまぁ、主、そんな顔せずに!乱も自己紹介まだでしょ?」

清光が間を取り持ってくれる。今度は女の子?が自己紹介する。

「僕は乱藤四郎。・・・ねぇ、僕と乱れたいの?」

は?

うん。男らしいな。将来イケメンだな。こりゃ。あぁっぁぁぁ顔見れない。いや、三人とも女と思えば見れるハズ・・・。あ、宗三さんと次郎さんは駄目だわ。完全にイケメンだもん。駄目。絶対。乱さんは女の子に見えてきた・・・よし。

「え、えと、力不足かもしれませんが審神者として頑張ります!よ、よろしくお願いします!」

次郎さんと乱さんは酷い怪我ながらも笑ってくれたが宗三さんは依然として不機嫌な顔のままだった。

手入れ部屋に入り、乱さんから順番に入ってもらう。短刀→打ち刀→大太刀の順番だったらなんとか手入れができる気がしたのだ。清光には近侍なので横で見ていてもらい、手入れを始める。

乱さんから刀を受け取り手入れをする。二時間ほどかかったが資源にもまだ余裕はあるし、大丈夫だろう。次は宗三さん。まだ、不機嫌な顔で睨んではいるが私はもともと、顔が見れないので刀の手入れに集中する。四時間。割と練度が高いんだな・・・と思いながらも終えて最後に次郎さん。

この時点ですでに疲れてきていたがせっかくのチャンスなのだ。無駄にはしたくない。

「あのさ〜」

次郎さんが手入れをしている私に話しかけてくる。

「な、ナンデショウカ・・・?」

カタコトになってしまった。

「アンタなんでここ受け入れようと思ったわけ?」

「へ?仕事ですから」

きっぱりと私は言い切る。

「・・・え」

「あぁ、でも、私が審神者として貴方達を導くのではなく、私がここを・・・変えたいと、思ったから・・・かもしれません」

「アンタの意思ってことかい?」

「はい。なにか可笑しいですか?」

「いや?別に〜」

「笑っていますけど」

「ふ・・・あっはっはっは!アンタ、面白いねぇ!いいね!アタシも力を貸そう!」

「へ?」

顔を上げると次郎さんは笑いながら

「よろしくねぇ!主!」

と言った。

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せかこ@受験の為、更新ができません(プロフ) - 水音さん» 水音さんありがとうございます!ぜひ見に行きますね! (2015年12月21日 21時) (レス) id: bc5ff5c6fe (このIDを非表示/違反報告)
水音 - お話、拝見させていただきました。とても面白いです。私も艦これと刀剣のクロスオーバーの作品を書いているのですが、よろしければ一度ご覧になって下さい。 (2015年12月15日 16時) (レス) id: d11f4ca11c (このIDを非表示/違反報告)
恋華(プロフ) - 彩さん» 殴りかけて殴ってないならセーフですよ!加州可愛いですよね!本当初期刀なので一番思い入れが深くて毎日愛してます\(^o^)/ (2015年6月11日 22時) (レス) id: 13a37af7db (このIDを非表示/違反報告)
- ちょっとこれ読んでて、兼さん殴りかけたわがいとしの加州君を泣かせやがって!ってねwwwww (2015年6月10日 18時) (レス) id: 6480b7d8c9 (このIDを非表示/違反報告)
恋華(プロフ) - へちまさん» コメントありがとうございます。ウチの本丸の和泉守はツンデレ属性で突拍子もないことを言って堀川がいないと駄目な刀ですっ!じじいもどんどん出しますよ! (2015年5月5日 19時) (レス) id: 13a37af7db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋華
作成日時:2015年4月13日 22時

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