【テニプリ】バスケ界の姫はテニスの王子達にも愛されてます 2試合目【黒バス】

８９，もぐもぐもぐ……「あ、丸井くんずるＥ！！」 ページ45

「…………。……あの目の前のどんよりとしてるのは……丸井さん……だよね」




もうどっかのギャグ漫画みたいなどんより雰囲気を出してる……多分お腹減ってる。





「お〜、A〜〜〜何か食い物くれぃ〜〜〜」


ビンゴ。やっぱり。
……って、丸井さんはこればっかだから別に当たるのは当たり前なんだが。


「あの……今は何も無いんですけど……なんか作りましょうか？」
「ホントか！？サンキュー！！！！」


一瞬嬉しそうな顔をした丸井さんだったが、



ぐぎゅぅぅぅぅううう………


壮絶なお腹の音に再びテンションを落とす。
事態は予想以上に深刻みたいだ……。




「じゃあ今跡部さんに台所借りてきますね。えっと、簡単に作れるのは……―――――――――ぅひゃっ！！？」






突然丸井さんは私の手を掴むと――はむっ、と唇で緩く噛んできた。


……え！！？えええ！！！！？？？？？？
何してるんですかこの人！！！


私がうろたえている間に、もぐもぐとしだす丸井さん。



「丸井さん！！何やってるんですか！！？」
「ふぁふぁふぇっふぇるんふぁよ」



「腹へってるんだよ」って言ったのはなんとなくわかったけど私の指を食べてる理由にはならない！


「放してください！大体私食べても美味しくないですから」
「ん〜〜〜〜？」


いや、なんで私「何言ってんの？」って顔されてんですか。






「あ〜っ！！丸井くんずるＥ！！」
「あっ、ジローさん、良いところに！あの、ちょっと助けて――」
「俺もA食べたＥ！！」
「……」



………………あれ？


その言葉を聞いて丸井さんはムッとした顔で、


「な〜に言ってんだ、Aを渡すわけね〜だろ」
「それはこっちの台詞だＣ！」
「おっ、なんだ、やるか？」
「Aのことだったら、俺もっと負けないもんね！」
「へ〜、だったら、俺もAのために天才的妙技でお前を黙らせてやるよ」








「はい、そこまでです」

９０，年下からお説教かよ……orz→←８８，敵として見てないということです♪

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

卵

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す