【テニプリ】バスケ界の姫はテニスの王子達にも愛されてます 2試合目【黒バス】

６７，大爆笑だｗ―不二Ｓｉｄｅ― ページ22

「……あれ？あそこにいるのは手塚部長じゃないっすか？」

――桃城の言葉に僕は指が指している方向を見た。


――――ぷっ！


何だか笑いを心の中にとどめることのできた僕を誉めてほしいぐらいの光景がそこにはあった。

「……どうしたんだい、手塚」
「あ、ああ、不二に桃城か……」

そこには珍しくどんよりとした雰囲気を醸し出している手塚。
顔はおんなじだけど、オーラが暗い。
ああ、何で今カメラ持ってないんだろう僕……。


「……さっきAに告白したのだが」

「え」「えぇっ！！！？？」


――いや、手塚。
そんなびっくり発言をさらりと言わないでくれないかな。


「……で？」
先を促す僕――
――あれ、もしかしてフラれ――






「Aに漫才と勘違いされた」






「はい？」
桃城の間抜けな声が廊下に響いた――






「……普通そういうときに告白しないと思(う／います)」
話を聞き終えた直後、僕と桃城で同時に突っ込んだ。

「そりゃああいつのことですから、その流れは「ああ、冗談かびっくり！」で終わっちまいますって」
「そ、そうなのか」
「いい加減手塚はそういう方面を勉強しなよ」
「そ、そうか……」




そもそもライバルの僕や桃城に相談することが間違ってるんだけど。
まあ、手塚は本当の本当にそういうのダメだからなぁ……――

６８，さつきさんからお手紙ついた→←６６，やっちゃったものはしゃ〜ないｗ

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