【テニプリ】バスケ界の姫はテニスの王子達にも愛されてます 2試合目【黒バス】

６６，やっちゃったものはしゃ〜ないｗ ページ21

「て―っぺ―い―――？？」
「うっ……」


直後後ろからねっとりとした視線が……！


嫌な予感がしたのか顔を青くしながら後ろをゆっくりと振り向く木吉先輩。
「あなたは何を言ってるのかな？」
「いや、ちょっと気になって……」
「あんたバカでしょ、それもう「俺はAのことが好き」って言ってるようなもんじゃない」
「あ、ほんとだ」
「ばかっ！！！！」


「あ、あの、リコちゃん先輩……それってど―ゆ―……」


「あ」
私の言葉にリコちゃん先輩は「しまった」という顔をした。




「ご、ごめんねAちゃん……えっと、今のは……そう、漫才！！漫才よ！！オーケー？」
「あ、えっと、お、オーケー……？」
「んじゃ、そ―ゆ―ことで！お休み〜」
「お、お休みなさい……」


リコちゃん先輩は木吉先輩を引きずりながら(す、凄い力……)帰っていった――。


「な……なんだったんでしょうか」
「さあな」


好き……って、後輩として、だよね？
あ、じゃなくて漫才なんだっけ？


「……A」
「あ、はい！」



「実は俺も――Aのことが好きだ」
「あ、はい――――はいぃ？」


あ、え―っと……え―……


「手塚さんも「漫才」ですか……？」
おずおずと聞いた私――手塚さんの顔は相変わって無いため何を考えてるのか全くわからない……


「いや、俺は――……いや、いい」
「は、はあ」
「お休み、A」
「あ、はい、お休みなさい……」





……何だったんだ。
てか……漫才？

……漫才？
あれ、漫才だったのかな、本当に……。

６７，大爆笑だｗ―不二Ｓｉｄｅ―→←６５，早く寝ましょう！

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