救ってくれたのは君でした。

♯５ ページ6

健人Side
ケンカのシーン飛ばします！！

俺が教室に戻ると

女「健人君！大丈夫？？」

女が媚びた声で呼んでくる。それをいつも通りの笑顔で軽くかわす。

健人「うん、大丈夫。」

女「よかったぁ・・・」

心からでは決してない心配を聞き流しながらイヤホンを耳につける。

その直前にちょうど30分前にあった茉奈ちゃんの声が聞こえた。

それに生田が答える。

絵梨花「健人ーかわいい後輩ちゃんがお呼びですぞ！」

健人「なに〜？」

わざと知らないふりをして茉奈ちゃんのところへ行く。

そこから茉奈ちゃんはあのことを謝ってくれた。

その時俺と同じ匂いがしたんだ。

本当に信じれるような人がいない、そんな感じがした。

聞いてみると案の定そうだった。俺はそこからこの子と仲良くなってみたいと思ったんだ。

だから連絡先を聞いてみた。でも茉奈ちゃんは教えてくれなかった。精一杯で教えてくれたのがメルアド。

その時のほっこりした気持ちが今でもまだ抜けない。

あ「ありがとうございました。」

そういって去って行った茉奈ちゃん。

絵梨花「おぉ？まさかの健人さん、好きになっちゃったパターン？」

健人「バッ！バカ！ちげーよ。」

でもこの気持ちはなんなのだろう。茉奈ちゃんはもう俺のことを覚えていない。

今は奈々未や麻衣のことで精一杯やろうとしているんだ。そこに俺が首を突っ込むわけにはいかない。

絵梨花「・・・あっそ。つまんな〜い。」

健人「あ、生田。頼み事あんだけどいい？」

絵梨花「？いいけど。」

俺は生田に頼みごとをした。

絵梨花「そんなこと〜？いいよ！やってあげる！！」

健人「だと思った。よろしく！」

絵梨花「は〜い＾＾」









生ちゃんが一時期悪役になりますがそこら辺はご了承ください！

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