救ってくれたのは君でした。

♯２ ページ3

登校してくると早々に松岡唯に、捕まった。

唯「ねぇ・・・いつになったら消えてくれるの？」

あ「消える気ないし。」

毎日毎日いわれるこのフレーズにそろそろ飽きてきた。

唯「あんたさぁ・・・何やったかわかってんの！？奈々未が死んだんだよ！？」

あ「私だって忘れたわけじゃない。じゃあこれから私はどうすればいいの？」

唯「・・・っ！とりあえずさっさと消えてよ。じゃないと」

あ「じゃないと？」

唯「私が消してあげる。」

怪しい微笑みを残したまま唯は立ち去って行った。ていうかそんなこと言ったってなにも怖くない。私は死ぬことに恐怖を覚えないから。









〈次の日〉
唯「また来たの？」

登校した直後にまた唯に呼び出された。

あ「うん。」

唯「くんなっつってんじゃん。」

あ「それあんたにいちいち指図される必要ないから。」

パンッ

いきなり唯に頬を叩かれた。

唯「あんたが悪いんだからね？麻衣をあんな風にしたから。だから奈々未は！！」

パンッ

唯「！？」

あ「それ以上は言わないで。」

唯「あんた、このあたしを叩いたね？・・・もういいよ。やっちゃって」

周りを見るといつの間にかこの学校で一番強い不良グループがいた。

男１「ねぇ、ほんとに殴っていいの？ｗｗ」

唯「いいよ、好きにやっちゃって。」

男２「はーいｗｗ」

あ「やめてよ。」

こいつら、マジだ。さすがにあせってきたときにあの人の声は聞こえた。

健人「な〜にしてんの？」

唯「け、健人先輩。」

この学校のアイドルの中島健人。勉強、スポーツなんでもできて顔も完璧。そのおかげでモテる。

男１「中島・・・お前黙ってろやぁぁ！」

ドカッ

殴りかかった男を健人先輩は一発で黙らせた。

健人「女の子をいじめるんだぁ。へぇ。」

唯「あのこれはその・・・」

健人「いくら女の子でもこういうのはどうかと思うけど？」

唯に話しかけながら、次々と殴りかかってくる男を倒していく。

唯「っ！」

健人「茉奈ちゃん！逃げて！」

あ「えっ。」

健人「早く！！」

正直びっくりした。健人先輩が私を助けてくれた。









でも私は知らなかった。このことを陰で見てる人がいたなんて。









え〜と、架空の人物を入れてみました！
松岡唯 (まつおかゆい)ちゃんです！！今は悪い子だけど今後がんばって←いい子にして見せますので、もう少し待ってください！！

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