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「あの、どちら様ですか」
『となりに引っ越してきたパクAです』
「あー、お隣さんでしたか
ドギョンスです、よろしくお願いします」
『ここ、こちらこそよろしくお願いします』
『あの、これ、もしよかったら食べてください』
菓子折りを押し付けるように渡して、
少しずつジリジリとお隣さんから離れていく。
「これ、美味しいって有名なやつですよね、
わざわざすみません」
『い、いいえ！そんな！
では、これで失礼します』
今だっ帰ろうって、
かつてないくらいの素早さでお辞儀。
「ありがとうございます」
『……えっ』
その声に反応して、顔を上げると、
マスクを外して笑顔のお隣さん。
顔初めて見たな〜〜
あれ〜 案外いい人そうじゃん〜〜？
笑うと唇がハートになるんだぁ へえ〜〜
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『って、違う！！』
「え、違う？」
いや、違くない！！！！！
……さっきまで顔が見えなかったから、気づかなかったけど
狭めの肩幅に、
白目が多い大きな目、
ぽってりした唇、
低いけど柔らかい声、
違くないよ、この人…
『…俳優のドギョンスさんですか』
「あ〜、僕のこと知ってましたか？」
アハハって照れ笑いしながら、頭掻いてる
怪しいお隣さん改め、人気俳優 ドギョンスさん。
ドギョンス…
ドギョンス…
ドギョンス…
どっかで見たことあると思ったら、
芸能人じゃん、超有名人じゃん……
さっきまで、不審者 怪しい人！
だなんて思っててごめんなさい…
『もっっちろん知ってますよ』
「ありがとうございます」
" 写真や映像より、実際見るともっとかっこいい "
なんてよく言うけど、まさにその通り。
思わずガン見。
ちょっと小さいイメージあったけど、実際見ると私より全然背も高いし、男らしい。
それに顔が小さいし、唇とぅるんとぅるん。
もう、めちゃめちゃかっこいい………
「あの、何か」
『い、いえ、ごめんなさいっ！
失礼します、では！』
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___バタンッ
『ふぅ』
逃げるように、部屋に戻って、一息。
引っ越し早々びっくりした。
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お隣さんは、超人気俳優でした。
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ド - 読みます!!待ってます、頑張ってください!!☆ (2018年7月2日 23時) (
レス) id: 0c3e54a56a (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - ドさん» ありがとうございます（ ; ; ）更新おっそいですけど、これからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年6月18日 22時) (レス) id: 5f35963736 (このIDを非表示/違反報告)
ド - 最高でっす！！！！☆☆☆ (2018年6月16日 23時) (レス) id: 0c3e54a56a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YY | 作成日時：2018年4月26日 21時
