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一人で会社に戻ればまたパソコンと睨めっこ。
早く会いたい……したい…
昨日のあれこれを思い出してしまえば
口元が寂しくてチョコレートを摘む
トイレに行く度に触りたくなる衝動を抑えて
もう何回目かわからない濡れたナプキンを替える
「瀬野さん」
トイレを出れば声を掛けられた
「あ…えっと…？」
「こんちは、先月営業部に転勤してきた千石でっす」
「あ、どーも…」
「どーも。瀬野さんご飯は何が好きですか？」
「ご飯？……美味しいもの…ですかね」
「美味しいもの？あはは、わかりました」
千石さんはゆっくり近づいた
「瀬野さん…何か今日いつもより色っぽいっすね…」
「……え」
いつの間にか背中に壁があって
片手を壁についた千石さんは私を覗き込む
「髪の毛もサラサラ」
触られてビクリと肩を竦めれば、嬉しそうに笑って
「俺転勤してきた時から瀬野さんいいなって思ってて
……よかったら今日ご飯行…」
ーーザンッ！！と壁ドンしていた右腕が手刀で折られて千石さんは体勢を崩した
「この人彼氏いるんで口説かないで下さーい。」
「……須藤…？」
「………っ、あーあんた？噂の瀬野さんのボディガードって。でも別に彼女結婚してるわけじゃないんですよね？」
「だから聞こえませんでした？ラブラブなカ・レ・シいるんで。ご飯とか行かないんで。」
「それは瀬野さんが決め「行かないっすよねぇAさん。」
「え？あぁ…うん……、ごめんなさい…」
「て事なんで。お疲れ様でした。」
「………」
「お・つ・か・れ・さ・ま・で・し・た。」
須藤の圧に押されて千石さんは納得いかない顔で去って行って、姿が見えなくなれば振り返った須藤に睨まれた
「……俺帰れって言いましたよね？」
「知らないしそんなの…」
「つーかあーゆーのちゃんと拒否れよ」
「ちゃんと断るつもりだったもん…」
「壁ドンされてる時点でダメだっつってんの」
「別に…髪触られただけだし」
「それ倫也さんに言えます？」
「………、」
「言えないような事されんなって言ってんの。ただでさえ今日は…」
「わかったってば。でも定時までもうちょっとだし、今日仕上げないといけないのあるの…ね？」
「………、、わかりました。でも帰りはタクシー使って下さいよ」
よくわからない条件を出されて定時までちゃんと仕事をすれば、定時になった瞬間に帰された。
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南季(プロフ) - ずんだもちさん» 変態製造小説の称号ありがとうございます！嬉しいです！笑 今日も今日とて最後までいきませんがお楽しみ下さい♪ (2021年2月11日 21時) (
レス) id: e85ddc0583 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだもち - 今度は焦らしですかっっっ！早く早くっと思ってしまう私は変態なのでしょう。だが、これを読んで変態にならない方がおかしい。明日も楽しみにして今日は寝ます笑夢の中に倫也さんが出てきますように！ (2021年2月10日 22時) (レス) id: c0b6356224 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - 莱啾さん» ありがとうございます♪ ちょっと長い話になりますがいつもの二人をお楽しみ下さい♪♪♪ (2021年2月9日 6時) (レス) id: e85ddc0583 (このIDを非表示/違反報告)
莱啾(プロフ) - 安心しました（泣） 読んでて、本当に興味なくなったのかなって思って泣きそうでした、、 いつもの二人に戻って良かった！ (2021年2月8日 22時) (レス) id: 83ea252b74 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - yuriさん» yuriさんコメントありがとうございます♪ 倫也さんそのものって感じてくれたり感情揺さぶられてくれてるならとってもとっても嬉しいです！これからもよろしくお願いします♪♪♪ (2021年2月8日 11時) (レス) id: e85ddc0583 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南季
| 作成日時：2021年1月29日 22時
