マチノソラ19

1026 ページ41

目覚めれば、体が僅かにジンジンする


「……、」


半分起き上がって隣を見れば
顔に掛かった長めの前髪がかわいい


寝息をたてる顔に軽いキスをすれば
Tシャツの下に手を伸ばして撫でる


「…ん……」


僅かに身じろぎした倫也さんのズボンも少し盛り上がっていて、さわさわと移動して胸の突起を撫でる


「ん……っ、」


眉間にシワを寄せて吐息混じりの声が聞こえて
くりくりと動かす



「ん…んん………、、ふ、ん………っ」



「かわい………」
　


子供みたいに甘えたような声を出すのが可愛くて
摘んだり転がしたりすればズボンもさっきより盛り上がってきて



「ん………っ、……………」



気持ち良さそうに歪んだ顔をした倫也さんの目が
薄く開いた



「…………………なにやってんの…」



掠れた声が私の動かしていた手を掴んだ



「今日からここも解禁だから…」


「今解禁してどーすんの…」



掴まれた手をシーツに縫いつけられて
舌を絡ませた深いキスをくれる


「んっ、んっ、、」


欲しかった刺激に膝を立てれば
倫也さんの硬いソレに当たる



「……………すごい硬くなってる……」



上から軽くさすればまた掴まれて外された



「ほんとどーしてくれんの………」


「おさまる…？」


「自分でやっといてよく言うね…」


「……………じゃあ……、」


「…シャワー浴びてくる」



あ〜〜………、とどうしようもない状況を呻きながら倫也さんは寝室を出た。


私は私で濡れたショーツを着替えてから仕事着を着た

1027→←1025

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す