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.
「A」
「…………ッッ!」
聞こえるはずのない声がすぐ近くで聞こえた
布団をゆっくり剥がされて
「…………こっちむいて」
見られたくなくて背中を向けていれば
反対側に回られて目線までしゃがまれていた
「……………ごめん、俺なんかした。」
「…………、」
「……抱きしめていい?」
言われてゆっくり起き上がれば、抱きしめられて
「………さっきの何言いかけてた?」
「………、」
「言いづらい事?」
言えばいいのに、やっぱり怖くて
「…………なんでも…」
「なくないでしょ。」
「…………、、」
「どうした?」
「…………、、」
抱きしめられながらポンポン背中を優しくされて
でもどうしても聞けなくて
「………………やりたい事が、あって…」
「やりたい事?」
結局ストレートには聞けないまま
こうやって回りくどい方法しか取れない
「……………、」
「なに?」
「……………、、これ…」
スマホの画面を見せると
倫也さんはそのまま受け取って読み始めた
「………。……どうして、これ…?」
「っ、ただの好奇心です!」
「……………………わかった。」
「……いいの?」
「やりたいんでしょ?でも俺も一回ちゃんと調べたいから明日からでもいい?」
「あ、うん……、」
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南季(プロフ) - ずんだもちさん» 変態製造小説の称号ありがとうございます!嬉しいです!笑 今日も今日とて最後までいきませんがお楽しみ下さい♪ (2021年2月11日 21時) (レス) id: e85ddc0583 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだもち - 今度は焦らしですかっっっ!早く早くっと思ってしまう私は変態なのでしょう。だが、これを読んで変態にならない方がおかしい。明日も楽しみにして今日は寝ます笑夢の中に倫也さんが出てきますように! (2021年2月10日 22時) (レス) id: c0b6356224 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - 莱啾さん» ありがとうございます♪ ちょっと長い話になりますがいつもの二人をお楽しみ下さい♪♪♪ (2021年2月9日 6時) (レス) id: e85ddc0583 (このIDを非表示/違反報告)
莱啾(プロフ) - 安心しました(泣) 読んでて、本当に興味なくなったのかなって思って泣きそうでした、、 いつもの二人に戻って良かった! (2021年2月8日 22時) (レス) id: 83ea252b74 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - yuriさん» yuriさんコメントありがとうございます♪ 倫也さんそのものって感じてくれたり感情揺さぶられてくれてるならとってもとっても嬉しいです!これからもよろしくお願いします♪♪♪ (2021年2月8日 11時) (レス) id: e85ddc0583 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:南季 | 作成日時:2021年1月29日 22時