マチノソラ19

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「ただいまー」



きた。



ほろ酔いのフワフワと、緊張のドキドキ。




「あれ…Aー？もう寝「おかえりっ！」




キッチンからぴょこん！と廊下に飛び出せば



「わっ、なんだいた…………の……」






倫也さんは固まっている。





その視線の先は








裸エプロン姿の私。







「……………どうしたの…」






どうしたって……




地獄の質問みたいな返しをされて顔が死ぬほど熱い。




「………裸エプロン…です…」


「………うん…」


「………」


「………」


「………お疲れ様でした」




だめだ。死にたい。




脱衣所に向かえば腕を掴まれて



「いやいやいやいやいや、え？」


「大丈夫です、忘れて下さい、死にます。」


「待って待って待ってごめんあんまり唐突だったから
……見せて？」



倫也さんは、回ってよ。と静かに言って
私は熱い顔のままゆっくり回る



「ふふ…ねぇ今日何の日なの？」


「………特にそういうのは…」


「じゃあ何で？」



質問に答える前にキスされて
腰に回った掌が腰からお尻を撫でる



「っん…、」


「えろ……」



撫でられたまま首筋や耳を噛まれて
エプロンの上から立った胸の先を転がされて



「ふふ……そんなしたかったの？」


「………っ、」


「ベッド行こうね。」





布団に寝かされれば背中の素肌が心地いい



「寒くなかった？いつから待ってたの？」


「ん…、」


「トロトロ。待ってる時からこんなん？」



擦り上げられれば気持ち良くて
深くキスされながらゆっくり指が入ってくる



「んん…っ、、」


「ん…。」



優しくゆっくり前後に出し入れされて
私の顔を細めた目で見て


出し入れが少しずつ早くなって、トントンと奥に当たるように一定のリズムで動かされれば気持ち良くて
すぐにあの感覚がくる



「…もうイキそ？」



コクコクと頷けば
前髪を撫でられておでこに唇が当たる


「……いいよ。」


その声に導かれるように膣が閉まれば
指もゆっくりになっていく



「…いーこ」



親指でおでこを撫でられて指が抜かれたら
ティッシュを抜く音がした



拭われた濡れた場所と、ゴミ箱に投げられた音。



シュルリとエプロンが外されて、引き出しから私の
パジャマを出した倫也さんは上だけ着せた



「………え？」



「あったかくして寝なよ？」



「………」



私はエプロンを持って部屋から出て行った
倫也さんの背中を見るしか出来なかった

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