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シャワーを上がれば、倫也さんが交代で入って私は一人寝室で待機
今日はしようね。と決められて待つのはいまだに居心地が悪い、というか早くトドメを刺して欲しい気分。
ガチャリと真っ暗な寝室に光が差せば、すぐに扉が閉まる
静かに足音が近づいて私が腰掛けた横がギシリと沈む
「……ちゃんと下着つけてない…?」
「……っ、うん…」
「ふふふ…じゃあ、今日は甘いAちょーだい。」
「……甘い…私…」
食べさせて?と笑いながら髪をすいてきて
「………あ。だから下着?」
「ん?」
「……ごめん、もう余ってないや…」
「余ってない…?」
「もう全部使っちゃった…」
「は?誰に?」
「ごめんね…」
「何それどういう事」
「だって…そんなのしたいって知らなかったし」
「?予約しないとだめなの?」
「だってないもん…、そんな、したいなら……今から買ってくる…?」
「…買う…??…さっきから何の話してんの?」
「何って……甘い私…食べたいんでしょ…?」
「…………A、、いま頭ん中に何見えてる…?」
「え?……………………生クリーム…でしょ?」
「……………、、、」
「え??」
「……俺がいつそんなプレイしたいっつったよ……」
呆れたような細い目で見られて
「え?違うの?だって、下着汚れるから脱いできてってことじゃ…?」
「…それだけでクリームプレイに繋がんの?俺よりAのがよっぽど変態だよね……」
「ちがうじゃんだって甘いの…っ!!」
「身体に生クリーム塗って舐めて欲しかったの?」
「っっ言ってない!!」
「それはそれで楽しそうだけど」
ギシリと押し倒されて、笑った顔がアップになる
「それはまた今度にして、今日は違う甘いのちょーだい」
「だから甘いのって何?」
「かわいくおねだりしてよ」
「…………っ、…なんか、他のじゃ…ダメ?」
「やっぱシラフだとハードル高い?んーじゃあそうだなぁ……、あ。じゃ俺が言って欲しそうな事言うってのはどう?」
「ん??」
「Aが思ってる事じゃなくてもいいから、俺が喜びそうな事言ってくんない?」
「あー…それなら、まだ……」
「んふふ、じゃあそれで。」
倫也さんは頬から髪をなでて笑って見つめて
「?」
「ほら、なんか言って?」
「…………、、」
見上げれば、愛しそうに微笑んでいて
「じゃあ…いっぱい…して?」
「っふふふふふ…うん、いいね。いっぱいしよ?」
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南季(プロフ) - るーーさん» うわー!ありがとう〜〜!!今日のこのタイミングでのコメント個人的にすごく救われた〜!!←どうした笑 海ならではのイロイロいいよね♪るーーさんいつも本当にありがとう♪♪♪ (2020年12月4日 0時) (レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
るーー(プロフ) - こっちでコメントするの久しぶりなんですが、海めっちゃいい!!(語彙力)そして、彼女ちゃんの方から誘ったのが新しくて、そしてもう何もかもいい!ありがとうございます!!! (2020年12月4日 0時) (レス) id: 975a542b74 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - あかねさん» 良いところに気がつきましたね(何様笑)その辺は書くか未定ですが色々想像してお楽しみ下さい笑 (2020年11月24日 6時) (レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - るーーさん» 須藤くんは完璧なようでいて中身はただの男子て部分を書きたい今日この頃♪笑 いつも嬉しい褒め言葉ありがとうございますっ!!笑笑 (2020年11月24日 6時) (レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 私的には「バレたのそっちで....」のそっちじゃない方が、とーっても気になります(笑) (2020年11月24日 1時) (レス) id: d0c2c2f985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:南季 | 作成日時:2020年11月19日 22時