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二人で音だけ聞きながら屋台メニューを食べていれば本当に浴衣デートしているよう
「やっぱ浴衣いいよねぇ」
頬杖をつきながら少し酔っ払った顔で見られれば
「倫也さんも似合ってる」
「ふふ…またやろっか、浴衣えっち」
ゆっくりと近づく顔を、寸前で止めた
「ん？」
「だめ、今日は。」
「何で？」
「…須藤に言われた」
「須藤くん？」
「全然貸すのは良いですけど、俺の浴衣で変な事しないで下さいねって」
「………、、、」
「なので、だめでーす」
「えー…じゃあ俺だけ脱いだらいいよね？」
「そんな好き？」
「うん。そそる。」
「でも待って、まだこれがある！はいご飯のシメ！チョコバナナをどうぞ！」
割り箸に刺さったチョコバナナを渡せば
「………」
「チョコバナナ嫌い？」
「…A、チョコのとこだけ舐めてみて」
「？うん」
倫也さんの持った手のバナナを舌を出してぺろ、と舐める
「……何？」
じーっと見つめられて
「美味しい？」
「美味しい。」
「……次くわ…、食べて。」
素直にパクッとかじって見上げれば
「……何その顔…」
「へへへへへ……。くち、チョコついてる」
もぐもぐしている唇をふいに舐められて
「……っ、」
まだキス出来そうな距離で下ろした視線の先には
「…何でそんなんなってんのよ…」
「……チョコバナナが、ちょっと」
「っバカじゃないの！？」
「ふふ…片付けまーす」
「まだ花火終わっ……あ。」
パン！パン！パン！と乾いた三連発が聞こえて
「終わりましたね」
残りのチョコバナナを咥えた倫也さんがニヤリと笑ってパック達をキッチンに運ぶ
「おいで」
ソファの横で両手を広げたほろ酔いの頬は少し赤くて幼く見える
ゆっくりその胸に近づけば、髪を撫でられて
「楽しかった、全部美味しかった、色々ありがと」
「えへへ…」
「……花火、本当は近くで見たかったでしょ」
「ん？でもさ！音だけって初めてだったけど想像力働いて面白いよね！本物のお祭りもいいけどこうやって用意するのも何かワクワクして全部すっごい楽しかった〜！」
「………っ、」
「ん？」
ぎゅっと閉じ込められれば
「…何でも�牾擇靴き瓩砲靴討�れるよね、Aは」
「そうかな？」
「……俺はさ」
「うん？」
「……………何でもない」
頭のカンザシを抜かれたのに気づいたら
髪がほどけて肩に落ちた
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南季(プロフ) - るーーさん» うわー！ありがとう〜〜！！今日のこのタイミングでのコメント個人的にすごく救われた〜！！←どうした笑 海ならではのイロイロいいよね♪るーーさんいつも本当にありがとう♪♪♪ (2020年12月4日 0時) (
レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
るーー(プロフ) - こっちでコメントするの久しぶりなんですが、海めっちゃいい！！(語彙力)そして、彼女ちゃんの方から誘ったのが新しくて、そしてもう何もかもいい！ありがとうございます！！！ (2020年12月4日 0時) (レス) id: 975a542b74 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - あかねさん» 良いところに気がつきましたね（何様笑）その辺は書くか未定ですが色々想像してお楽しみ下さい笑 (2020年11月24日 6時) (レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - るーーさん» 須藤くんは完璧なようでいて中身はただの男子て部分を書きたい今日この頃♪笑 いつも嬉しい褒め言葉ありがとうございますっ！！笑笑 (2020年11月24日 6時) (レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 私的には「バレたのそっちで....」のそっちじゃない方が、とーっても気になります(笑) (2020年11月24日 1時) (レス) id: d0c2c2f985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南季
| 作成日時：2020年11月19日 22時
