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ぐんっ！と強い力が加わわってざばぁっ！！と空気と光が戻る
「ーーぷはぁッッ！！」
胸の下に回された手の先を見れば
「っ泳げねぇのに一人で沖行くなバカっ！！」
「ゲホッ！っ、ごめ…っ」
「はぁ……もう……」
息を切らした倫也さんは片手で濡れた顔を拭った
「急に深くなった」
「深くなった、じゃねぇよ」
「ごめんって…、あれ？見てあそこ岩場ある」
「…うん、ちょっと沖だけど一旦深くなってまた浅瀬なのかも。あのくらいなら多分泳げるけど、行く？」
「だから浮き輪ない…」
「俺に摑まってくれば？」
「…ちゃんと泳げるの？」
「Aよりはね」
泳ぎだした倫也さんの首に手を回せばスイスイと平泳ぎで進んでいく
「ちょっと、早くない？わっ、」
「ねぇ泳げないのに何で海好きなの？」
「浮き輪があれば泳げるもん」
「それ泳げるって言わないって」
岩場に着けば浅瀬どころかもっと深いみたい
「うわ……下見えない、どれだけ深いの？ちょっと！離れないでっ！」
「岩に掴まる？」
「待って待って待って離れないで死ぬ！！」
「あははは本当に泳げないんだね。脚バタバタさせてみ？浮くから」
「わかってる！でもこのバタバタを止めたら死ぬってことでしょ！？」
「止めなきゃいいじゃん」
「疲れるじゃん！！！」
ぎゅっとくっついてもまだ怖い
「もう戻ろうよ……」
「…………岩場一周しよ」
「えっ、やだ！ちょっと！！」
ぎゅっと掴まって裏側までくればホテルは見えなくて視界には海だけ
「ねぇ、サメとかいるかもしれないし…」
見えない足元は何かが潜んでいそうで怖い
「ふふ…そうだね」
「……え？」
体勢を変えた倫也さんは向かい合って近距離で微笑む
「あんまりベタベタ触られるから」
「は？」
半分反応した下半身を擦り付けられれば
「バカなの！？やめてよ！」
「ちょっとだけ」
「変態！！ど変態！！離してっ！」
「離していいの？」
「……っ！！」
「最後までするわけじゃねぇって」
「最初もやめて！もう戻る！！」
抵抗も虚しく唇を奪われて海水のしょっぱい味がする
「ふふ…外ですんのドキドキする？」
「んっ、やだ怖い、戻る」
「もっかいだけ」
絡めるようなキスが、いつもと違う場所でドキ ドキしてるのか、足のつかない海が怖くてドキ ドキしてるのかわからないまま胸の水着が少しだけずらされる
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南季(プロフ) - るーーさん» うわー！ありがとう〜〜！！今日のこのタイミングでのコメント個人的にすごく救われた〜！！←どうした笑 海ならではのイロイロいいよね♪るーーさんいつも本当にありがとう♪♪♪ (2020年12月4日 0時) (
レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
るーー(プロフ) - こっちでコメントするの久しぶりなんですが、海めっちゃいい！！(語彙力)そして、彼女ちゃんの方から誘ったのが新しくて、そしてもう何もかもいい！ありがとうございます！！！ (2020年12月4日 0時) (レス) id: 975a542b74 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - あかねさん» 良いところに気がつきましたね（何様笑）その辺は書くか未定ですが色々想像してお楽しみ下さい笑 (2020年11月24日 6時) (レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - るーーさん» 須藤くんは完璧なようでいて中身はただの男子て部分を書きたい今日この頃♪笑 いつも嬉しい褒め言葉ありがとうございますっ！！笑笑 (2020年11月24日 6時) (レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 私的には「バレたのそっちで....」のそっちじゃない方が、とーっても気になります(笑) (2020年11月24日 1時) (レス) id: d0c2c2f985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南季
| 作成日時：2020年11月19日 22時
