マチノソラ15

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「ん？なに？」


風呂場を掃除して寝室に入って寝る準備をしていたら倫也さんが私の視線を掴んだ



「なんかついてる？俺の足」



倫也さんは自分の右足を見て動かした



「なんでもない……おやすみ」



「……………」



「……………」



「そんな快かった？足。」



「…………っ！」



「あははは！AMの素質も結構あるよね」


「違うそんなこと言ってない！」


「んじゃなに？」


「……………あれなのかなって…」


「？」


「サッカーとか、やってたから、動き器用なのかなって…………」


「ぶはっ！！あははははは！え？それめちゃめちゃ
気持ちよかったって言ってんのと同じだからね？」


「違う！なんかっ足じゃないみたいに動くから…！」


「今度足でイクまでやってみる？あー疲れるかな」


「だからそんな事言ってない！」


「腰揺らしながら擦り付けられんのえろかったなぁ」


「……………」


「新しいイイトコロも見つけられたし、やってみるもんだねなんでも」


「……………」


「しばらく生クリーム見たら思い出しちゃいそう俺」


「おやすみ。」


「あ、でもまだ半分残ってんのかケーキ」


「……………」


「明日残りのケーキ一緒に食べようね」




ちゅ、と布団に入った私の頬にキスを落として上機嫌の倫也さんは後ろに寝転んだ





抱きしめられていた腕からはすぐに力が抜けて
規則的な寝息が聞こえて






振り向いて、子供みたいな寝顔に一度だけキスをした

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