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朝、起きれば隣には誰もいなくて、キッチンを見れば華さんに、あ、起きた?おっはよ〜!と笑顔で手を振られた



「おはようございます、二人は……?」


「多分寝室じゃないかな?」









「ギャアーーーーーーーーーッッ!!!」









寝室から聞こえた叫び声に華さんと二人でビクっ!と肩を揺らせば、顔を見合わせる



「……………今の……」



「須藤の声ですね…………」




華さんと寝室に向かってドアを開ければ




「……………須藤…何してんの…?」



「ちょっ!ちょっと何とかして下さいこれっ!!」



須藤はダブルベッドの上で自分に覆い被さっている
柊木さんの顔と右手を全力で押さえている


須藤の服は若干乱れていて、グレーのスウェットは
ずり下がっていておへそと左側の腰骨が見えていて

柊木さんの右手は須藤のTシャツの下に潜っている



柊木さんを見ればぼやーっとした顔をしていて



「あー寝ぼけてんなこれ。」



華さんが近づいて柊木さんの頭をバシっ!と強めにたたいた



「あほ。何男襲っとんねん私はこっち。」



「…あ〜………?」



ゆっくり向いた柊木さんは、華さんを見てぱちと目を開けた



「華、おはよ」


「おはようちゃうわ見てみ。」



自分の顔を押さえる涙目の須藤に気づいた柊木さんはきょとんとした



「なにやっとんの須藤?」


「こっちのセリフだよふざけんなっ!男相手に勃たせてんじゃねえよっ!!」


「あー……、、。悪い、…華と勘違いした」


「早くどけろよっ!!」



須藤から退いた柊木さんは
すまんすまんと言いながらベッドを降りた



「……………俺なんかした?」


「……………」



須藤は柊木さんを黙って睨んでいる



「あ、須藤くんチューされたん?」


「え?」



華さんの言葉に須藤を見ればめちゃくちゃ不機嫌な顔をしている



「え、嘘俺した?」


「……………」


「マシュマロみたいやったやろ?」


「もう二度とこねぇ!!」


「あはははははは!」

795→←793〜須藤side〜



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設定タグ:中村倫也 , 俳優 , 甘裏   
作品ジャンル:恋愛
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南季(プロフ) - るーーさん» うわー!ありがとう〜〜!!今日のこのタイミングでのコメント個人的にすごく救われた〜!!←どうした笑 海ならではのイロイロいいよね♪るーーさんいつも本当にありがとう♪♪♪ (2020年12月4日 0時) (レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
るーー(プロフ) - こっちでコメントするの久しぶりなんですが、海めっちゃいい!!(語彙力)そして、彼女ちゃんの方から誘ったのが新しくて、そしてもう何もかもいい!ありがとうございます!!! (2020年12月4日 0時) (レス) id: 975a542b74 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - あかねさん» 良いところに気がつきましたね(何様笑)その辺は書くか未定ですが色々想像してお楽しみ下さい笑 (2020年11月24日 6時) (レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - るーーさん» 須藤くんは完璧なようでいて中身はただの男子て部分を書きたい今日この頃♪笑 いつも嬉しい褒め言葉ありがとうございますっ!!笑笑 (2020年11月24日 6時) (レス) id: 11fea03d35 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 私的には「バレたのそっちで....」のそっちじゃない方が、とーっても気になります(笑) (2020年11月24日 1時) (レス) id: d0c2c2f985 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:南季 | 作成日時:2020年11月19日 22時

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