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出張から帰ればいつも通り倫也さんはいなくて、スーツケースの中身を片付ける
買ってきたお土産をテーブルに並べて、また一人の夜を過ごせば、疲れた身体は簡単に眠くなってベッドに向かった。
どのくらい経ったのか、ギシ、と隣が沈んで薄目を開ければ、あぐらをかいて座っている足が見えた
私の頭を優しく撫でていて、
少しだけ顔を向ければ、手が止まった
「…………ごめん起こしたね、おやすみ」
呟くように聞こえて、頭の上にある手を頬に当てれば大きくて
「……………あったかい……」
久々に触れるぬくもりにほっとすれば布団に潜り込んだ倫也さんに丸ごと抱きしめられた
向き合う形になって胸に顔を埋めれば、心臓の音が聞こえる
また優しく撫でだした髪の毛を幸せに感じながら、
深い眠りへと落ちていく
頭にちゅ、と落ちてきたけど、眠気には勝てずに力をぬいた
RRRRRR…………
「……………電話鳴ってるけど……でる？」
「んん………、、誰……………？」
「�狡仕牒瓩辰董�
「え？」
こんな時間になんだろ、なんか緊急事態？
頭を切り替えてガバッと起き上がって出る
「もしもし？鳥田何かあった？」
「あ、こんばんは。明日俺とデートしませんか？」
「………………………………………は？」
「予定あります？」
「……………いや、え？明日？デート？」
倫也さんの眉毛がピクリと動くのが分かった
「どういうところが好きですか？」
「……………ごめん鳥田、鳥田がどうこうって話じゃないんだけど、私彼氏いるって言ったよね？」
「僕、社内彼氏なんで」
「社内彼氏…てかデートはもう社外だし、じゃなくてだからさ…………」
ダメだ頭痛い……………
日本語が通じない気がして言葉を選んでいれば、
スマホを奪われた
「え？」
「あ、もしもし？こんばんは。初めましてAの彼氏です。」
ちょっと！？
「ごめんね、明日Aは俺と一日デートだから。」
倫也さんの目は座っている
「つーか今からお楽しみだからさ、邪魔しないでくれる？」
「ちょっとっ！！」
スマホを奪えば、通話が切れたところだった
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南季(プロフ) - ゆりこさん» ゆりこさんコメントありがとうございます！須藤くんの存在寂しがってくれて嬉しいです、ありがとうございます！今後の展開を楽しんで下さると幸いです☆ (2020年9月1日 23時) (
レス) id: 60f5434b3e (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - ゆずはさん» ゆずはさんいつもありがとうございます♪須藤くん何で転勤させたのかもう自分でも思い出せないですが、寂しがられるほど愛されているのはとても嬉しいです！主人公ちゃんと一緒に思いっきり寂しくなりましょう！笑 (2020年9月1日 23時) (レス) id: 60f5434b3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆりこ(プロフ) - 須藤くん本当にいなくなっちゃうの寂しいです（涙）これからも登場してくれること祈ってます！ (2020年9月1日 23時) (レス) id: e092593046 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - 須藤くん、、、寂しい〜！！須藤くんがいなくなるのが考えられないくらい寂しいです笑笑 (2020年9月1日 23時) (レス) id: 4a89377b71 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - るーーさん» 寂しがってもらえるの嬉しいですね、夜の部は投稿する度、これ大丈夫かなぁとドキドキしてるので、喜んでくれている人が一人でもいるとわかってめちゃくちゃ安心しました！笑 こちらこそ感謝です！！ (2020年9月1日 6時) (レス) id: 60f5434b3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南季
| 作成日時：2020年8月21日 23時
